患者増地域は外出自粛を 新型肺炎、会話で感染も
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注目のコメント
長らくちゃんとしたコメントができておりませんでしたが、本件についてビジネス現場の最前線で日々対応に当たっている産業医です。
恐らくNewsPicks読者は特に基礎疾患を持たない生産年齢の方が多いでしょうが、体調不良の場合の鉄則2つが今後もっとも大事になってくるかと思います。
「体調が悪ければ出社を控える(解熱剤を飲んで熱が下がったことを解熱とは言いません)」
「普段の風邪程度の症状の場合は安易な医療機関受診はせず自宅療養とする(必要に応じて市販薬、程度で多くの場合は十分)」
個人のレベルで言えば、原因を特定することよりも、その風邪症状が新型コロナであろうと別のウイルスであろうと症状が悪化せず特に問題なく自然治癒すればそれで良いからです。
特に安易な医療機関受診は、結果的に自他共に感染拡大のリスクが増し、特に高齢者や基礎疾患保有者などの高リスク者への感染を拡大させる恐れがあります。
(医療機関のパンクにも繋がります)
以上、バタバタのコメントですが、より詳しく分かりやすく下記の資料には書かれておりますのでどうか一度お目通しください。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) ―水際対策から感染蔓延期に向けて―
(日本感染症学会&日本環境感染学会)
http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/covid19_mizugiwa_200221.pdf
企業(危機管理部門、人事など)向けの情報は主にTwitterで呟いております。
https://twitter.com/masaki_kobashi/status/1231363837447684096?s=21フランスでは、既に38の病院が24時間体制で患者の受け入れに備えており、さらに70の病院が次々と続く予定だ。もちろん政府も24時間体制の危機管室を既に整え、厚生相も既に備えは出来ていると明言している。
「患者増加地域」がどこなのかを把握することは、細切れの報道を追いかけているだけではなかなか難しいかもしれません。
本来、公的機関がそれを分かりやすく伝え続ける必要があるかと思いますが、クルーズ船の対応などもあり、なかなかそこまで手が回らないのかもしれません。
情報収集に一報道機関などを用いるのは不正確性や歪みが懸念されるところですが、以下のサイトはいずれもビジュアルにもわかりやすくまとめられているため、参考にはなると思います。
https://newsdigest.jp/pages/coronavirus/
https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207
https://jagjapan.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/641eba7fef234a47880e1e1dc4de85ce
なお、より正確な流行感を掴むためには、症状出現時でまとめたエピデミックカーブを把握する必要があることも注記しておきたいと思います。検査で見つかった時点、というのは症状出現時よりも往々にして少し遅れているからです。