お得感でヒットの原石掘り起こしへ KADOKAWAが文庫の電子版定額読み放題サービス本格開始
コメント
注目のコメント
丁度、出版業界のスタートアップとして今年から本格的に動いていますが、出版業界が伸びていない大きな問題は結局、著者を大事にしないっていうところに尽きます。
今回のKADOKAWAの読み放題についても、著者としてはほとんどメリットはなくKindleで読まれる方が還元率は高い。もう追加で売れる見込みのない本に多少でも印税が入ってくるというのはプラスですが、それでも新たな市場開拓には成りえません。
出版社は小説が持つポテンシャルを低く見積もりがちですが、アマチュアの小説家が作品を投稿できる「小説家になろう」というサイトは日本国内の全サイト中、16番目に見られるサイトにまでなっています。(インスタですら20位にも入っていません)
小説は決して媒体として劣っているということもないんです。
単純に読みたい需要に対して、良いコンテンツがないというだけなんです。そして、コンテンツを生まれるためには作り手をどれだけやる気にさせられるかです。(Youtubeなどが良い例ですね)これは、お得なサービス。
「キンドル・アンリミテッド」にない本も結構あるように思う。
「月額760円(税別)を支払えば、KADOKAWAが電子書店「BOOK☆WALKER」で販売する小説やライトノベルなどのうち、対象に指定された1万点以上が読み放題となる」
「今のところ読み放題の影響で単品の販売が減少することもなく、意外な効果も生まれているという。栗本さんは「“単品売り”だとヒット作や新作に人気が集中しがち。何冊でも読めるサービスだから、新作から数年前の小説まで幅広く読まれ、著者にも(利益が)還元されている」と、埋もれたヒットの原石の掘り起こしにつながる可能性を指摘する。」