世界初「コオロギビール」爆誕、期間限定販売へ (2020年2月20日)
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注目のコメント
これ我々の業界でも話題になっていました。
コオロギ生産の方のANTCICADAの篠原祐太さんは、彼が慶應の学生時代に一度だけお会いしたことがありますが(その頃はまだ私はコオロギやっていなかったので覚えていないでしょうが)、コオロギラーメンやコオロギ醤油、タガメジンなどもやられていますね。
たしかにフタホシコオロギは独特の香りがあるので、むしろこうした発酵食品には向いているのかも知れませんが、私は匂いが少なくて生産性の高いヨーロッパイエコオロギを使っています。
>気になる「コオロギビール」の味は、「コーヒー、カカオ、カモミールのような香りが先行し、口に含むと苦味とコク、キャラメルの香り。うま味の余韻が長く続きます」とのこと
コオロギタンパクを180度程度で焙煎することで、メイラード反応が起きて、バリンやスレオニン、アスパラギン酸などが発生しているんでしょうね。
>ビール粕を、コオロギに与えてみたところ、「彼らの食いつきがよく、収穫したコオロギの味も優れていた」
コオロギは肉でも野菜でも紙でも(下手するとプラでも金属でも)なんでも食べるので、野菜くずやビール粕のような食品加工で出るものを与えるのはいいですよね。ただし、エサの質と量が安定していないと飼育管理が大変になりますが。記事の紹介が振り切っていて面白い。「こだわりの国産コオロギ」とか「コオロギの旨さを引き出した」とか、最高だ。
発売まで後わずか。岩手県の中々ぶっ飛んだビールだが、渋谷でお楽しみあれ。