【入山章栄】成長できる会社「通説のウソ」を斬る
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「感情労働」という考えはこれからの時代とても重要ですね。AI時代では単純作業はAIやRPAに任せられるので、より人間らしいスキルを持った上で、テクノロジーツールを活用できる人間が今後重宝されます。
これから日本もグローバル化で、多様な国籍や価値観を持った人が集まり労働する環境にシフトしてきます。
キャリアに悩む若手のビジネスマンは、まず英語やプログラミングなど、世界の共通言語を学んでおくと、今後のキャリアアップの近道になるでしょう。今週の特集3話目は、新著『世界標準の経営理論』の売れ行きが好調な経営学者・入山章栄さんへのインタビュー。ずばり「成長できる職場環境」の特徴を聞いてきました。
...が、取材の冒頭から、編集者の浅はかな仮説は“知の巨人”に見透かされ。成長を最優先に職場選びをすること自体がナンセンスだと喝破されました。
1話&2話の佐山さん・北野さん対談でも出てきた「will・can・must」の大原則に則って考えると、本来、成長というのはwillを持って働く中で結果的に付いてくるものだからです。
とはいえ、学生や若手時代は、生涯かけてやりたいことなんて見つかっていない、というのも現実です。ならば「やりたいことを見つけ、実際にやれるようになるために、ベースとなる素養が身につきそうな環境」はどんなところなのか? を聞いてきました。
センスメイキングのお話、成長産業の意外な盲点、AI時代に勝つための感情労働などなど、2020年代を楽しく働きながらサバイブするための知恵が満載です。「世界標準の経営理論」も大好評の入山章栄教授に、就活生や20代転職者が考えがちな「会社選び」について、「YES/NO」で答えて頂きました。
自分も成長したいなら成長産業で働くべき? コンサルなど経営に近い仕事は経営修業になる? スタートアップに行ったほうが裁量権が得られる? などなど。
特に、経営がしたいなら、実際しちゃうのが地が道、「会社として落ち着いてしまった」フェーズのスタートアップに入ると、必ずしも望むような裁量権が得られるとは限らないといった直言には深く首肯しました。