「話の面白さ」はどこから生まれるのか
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個人的には、面白い話は「自分目線で素直に話す」ことが重要だと思います。
日常の出来事から、これおかしいなとか、こんなことに腹が立ったなどの気持ちを、飾らずに素直に話すこと。
なぜなら、「おもしろい」という価値観は人それぞれであり、聞き手の目線に合わせようと思っても困難です。自分がおもしろいと思ったことでも、相手がおもしろいと感じるかどうかは別です。だからこそ、素直に自分が思ったことを伝えるのです。
だいぶ前ですが、ダウンタウンの松本人志さんがこんな話をしました。
「この前腹立つことがあったんですよ。信号無視で警察に止められたんです。でもね、俺は黄色で渡ったんですよ。今の時代黄色は「止まれ」なんですって。でもね、黄色で止まらなあかんかったら、黄色の前に一個色いるやんけ!せやないと、青から変わるときすぐに止まられへんやん!それに黄色で止まれやったら、赤の意味はなんやねん!」
松本さんのキレのあるしゃべりもあって、会場は爆笑につつまれました。もちろん話術もおもしろさに影響があると思いますが、素直に自分の腹が立ったことをそのまま伝えています。だからこそ、聞いている人は「それ分かる!」と共感の笑いがあったり、「いやそんなことないやろ!」と思わず突っ込みたくなって笑ってしまいます。
自分の感覚が人とずれていようと、一緒であろうと、素直に自分の目線で話しをすることで、共感の笑いや反感の笑いを生むことができるのではと考えています。話題を展開させることもポイントですね。
経験や知識をいろんな角度で関連づける。そして、自分ならではの見識を加えられると面白いです。
言うのは簡単ですが。まあ、自分の話が面白いかどうかなんて、気にしすぎない方が、性格が出ていいと思いますよ。私の友人は就活の最終面接時、採用担当者から「なんか面白いこと言って」という、思いつく限りでなかなかに最低な部類の質問をされたそうです笑
無理やり回答したところ、「それ、俺が聞いて面白いと感じると思う?」と問われ、咄嗟に「FunnyではなくInterestingという意味での『面白い』です!」と答えたそうですが、帰り道は落ちたと思って暗澹とした気分だったそうです。
その彼とは同期として新卒先の会社で一緒に働きました。採用自体は既に決まっていて、気まぐれでした質問だったんでしょうね。