あなたは大学院に行くべきか、それともやめるべきか 自分が置かれた環境を適切に評価する
DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
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注目のコメント
行く理由より行かない理由のほうが説得力があるな。でもそれは必ずモト取れるよ、と言い切れる大学院が少ないからでしょう。ぼくは今いる大学院で、こうすれば必ずモトが取れる、という手段を教えています。次は、必ずメッチャもうかる大学院を作ろうと考えています。
「(1)学業は無料で(またはもっと安く)できる」
それは自習です。仲間や先輩・後輩、ライバルがいて、メンターがいて、質問や議論ができて、協力や切磋琢磨ができて、自分だけでなくグループみんなで成長できる。そして、一生モノの仲間ができる。それが大学院の価値だと思っています。また、会社の利益追求に惑わされることなく、真の学問を追求でき、思考を深めることのできる貴重な時間でもあります。
ただ、「行くべきか」という議論はあまり意味がないと思っていて、行きたい人が行けばよい。「周りがいくから」など目的なく進学してしまうと、それはそれで良くないと思います。米国の教育環境を前提に書かれている記事なので、そのまま日本に当てはまるものではありません。
その上で、大学院に行くかいかないかは、自分がどうしたいかで決めるものです。
上司や会社に不満があってMBAに行くとか、報酬UPや昇進狙いで大学院に行くのは、評価軸が自分以外のところにあるので、修了しても学位を十分に活用できないでしょう。
学位取得を目的とするのではなく、学位取得に向けた問題意識とその取組過程で何を獲得し、それをどのように活かしていきたいのか、ここがなければ高い投資に見合うリターンは得られません。