新型ウイルス 相談・受診の目安を公表 厚労省
コメント
注目のコメント
きょうの衆院予算委員会で、公明党の伊佐進一氏が「先週金曜日に要望したところ、すぐに専門家会議が立ち上がり、きょうの目安公表まで即座に対応してもらった」と政府に敬意を表していました。与党内の自賛はさておき、こうしたわかりやすい情報発信は大切です。新聞やテレビでも政府公告を流すとのことですが、これも大切です。SNSを活用した双方向のやりとりもぜひ実現してほしいです。東日本大震災の時は、放射能への不安が広がる中、物理学者の早野龍五さんや放射線医学の中川恵一さんがツイッターで正確な情報発信に努め、多くの人を安心させました。これは参考になります。怖いのは、病気そのものもそうですが、やはりデマの広がりとパニックです。
こういう指針を、すごく分かりやすく公表して、露出させまくることで、
なるべく、電話相談にかかってくる電話の数が減るといい。。
ただでさえ激務を通り越してるであろう厚労省に、電話かかりまくったら、厚労省が機能しなくなってしまう。
テレビでも、相談窓口の電話番号を流すよりも、この指針を分かりやすくまとめて流しまくる方が建設的。確かに今の処理能力なら現実的なのかもしれない。
しかし、この目安に対し、次の問題点が出ることは指摘の必要がある。
日本の通常の医療のあり方では、診断書はかかったその日からしか勿論出ない。
ところが、4日待たないと相談できないとした場合には、その4日分の診断書は出ないことになる。
これは大学関係などではかなりの影響が出る。
具体的に例を挙げよう。
ある週の月から金まで定期試験としよう。
この月曜の朝に初めて38℃(37.5℃以上)になったとすると、通常はこの月曜の朝に最寄りの医療機関を受診する筈だったと思われる。
ところが、今回の指針の場合にはここから4日待つことになる。熱が下がらなかったとして、そうすると4日経った金曜の朝になって漸くどの指定医療機関にかかれば良いか聞くことになる。
もちろんそのような場所は自宅の近くになど無いだろうが、ではそこから指定された場所にどうやって行くか。
既に4日経っていて熱が下がっていない状況で、指定医療機関に行く場合、タクシーは恐らく呼べない。タクシー運転手が罹患した事例が大々的に報じられているなかで、タクシーは乗車拒否をする可能性が高い。
かといって公共交通機関に乗ろうとすると、恐らくマスコミなどから非難されることになる。twitterなどを通して恐らくその前に非難される。
ということは、家族が車を運転できる場合を除き、その遠方まで歩いていくことになりはしないか。何人かはその熱で朦朧とした中で運転するだろうし、多分私なら自転車に乗る。
そして歩かせた場合、その場所に辿り着く前にどこかの道でうずくまり、見付けた人から救急車が呼ばれて指定医療機関には辿り着かないと思われる。
指定医療機関に辿り着く頃には金曜の昼以降になっている。さて、ここで月から金までの4日分の診断書は出してもらえるか。
素人目には証拠が無い以上、恐らく難しい。
そしてこの間に、どうやって移動すれば良いか、という問題が浮上した。
暫定的な指標であればこそ、この後も対処が必要になる。