【鈴木誠也】サヨナラホームランに秘められた「秘密」
SportsPicks編集部
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注目のコメント
言わずと知れたカープの4番で、侍ジャパンの4番です。
走攻守全てにおいて高い能力を持つ鈴木さんは、いわゆる「天才」ですが、ただの「天才」ではない。
大谷翔平選手と同世代。この世代、本当に「ただの天才」じゃありません。
全3回を予定しています。そのヒントをと、なかなか知ることのできない、1打席の心理をご覧いただければと。「ボールをよく見て打て」とよく言われますが、「ボールをよく見たら絶対打てない」とプロの一流打者は言います。鈴木誠也選手、これだけ感覚を言語化してくれるのは貴重。見る側としては、具体的なイメージの仕方と、打席での取捨選択の模様が面白い。テクノロジーによって感覚の可視化が進む今、プレイヤーは自分を知り、どれだけ他人の感覚を取捨選択できるかが重要になると思う。
本気の遊び心を持つ25歳。打撃練習を見れば、それだけの枝葉ができる理由がわかる。ケージの中で試す打撃フォームは1つや2つではない。与えられた時間すべて誰かの打撃フォームで打つこともある。キャンプ中は新外国人ピレラのバットヘッドを返さないフォームを試していた。遊び心満載も、真剣そのもの。納得いかないときには練習中でも感情を露わにする。日々の積み重ねが瞬時の引き出しの質量を高めている。