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スタートアップの成長における銀行の役割

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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    毎度得心の論考。
    諸外国ではスタートアップにとってのデットファイナンスの潮流が2つあります。

    第一にベンチャーデット
    これは本稿で主に論じられているもの。「2019年の11月にはあおぞら銀行が国内初の「ベンチャー社債基金」を立ち上げていますね」の類。
    国によって濃淡あるが拡大投資はエクイティで、それに伴い発生する運転資金需要はベンチャーデットで、というのが定番化しつつある。

    第二にフィンテックの活用
    中小企業レンディング、P2Pレンディング、クラウドファンディング、債権流動化の類をスタートアップ自らが活用したり、あるいはプラットフォーマータイプのスタートアップは貸し手側に回る事も定番化しつつある。
    アンドリーセンホロビッツのバズったこの議論もその類。
    https://thebridge.jp/2020/02/every-company-will-be-a-fintech-company-pickupnews


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    アニマルスピリッツ 代表パートナー

    スタートアップの資金調達の王道はエクイティファイナンスです。
    貸し手側の視点から見ると、担保となる資産が乏しく、安全性に欠けるスタートアップに対してデットの期待利回りで資金を提供するのは割に合いません。
    また借り手からしても、大きくリスクをとって事業を成長させようとするのに返済義務を負ったり、安全性を要求されるのでは、スタートアップ本来の趣旨からは外れてしまいます。
    この点で、本来的にはスタートアップと銀行の相性は必ずしも良いものではないはずです。

    一方でレイターやPost-IPOも含めて、より基盤の整ったスタートアップを対象とするのであれば、コラボレーションの可能性が大いにあるのではないかと感じます。

    銀行に限らず、大企業のオープンイノベーションにも当てはまることですが、「スタートアップ」と聞くとなぜかシード、アーリー期の創業間もない会社ばかりを想定する傾向にあります。
    ただ創業期のスタートアップは管理体制も脆弱であり、大組織とのコミュニケーションをとるだけでも大きな負担となってしまいます。大企業にとって最も付き合いづらい相手ではないでしょうか。

    一定程度、規模が大きくなってきた会社でも、成長志向を持って新たな市場の開拓に取り組んでいるスタートアップは多々あります。
    そういった会社との関係性を深めることは、銀行を含めたエスタブリッシュメントな組織にとって本業面でも意義のあることだと思う次第です。


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    (株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役

    この先どうなるかわからないスタートアップがDay1からデットを調達することなどあり得ないファンタジーですからエクイティで調達するしかありません。

    もっとも、スタートアップといっても事業が安定してくれば、純粋な運転資金については銀行からのデットで調達した方がALM的にもメイクセンスするわけです。

    銀行も銀行で、これはベンチャーキャピタリストのような目利き力といった専門スキルではなく、事業を理解しキャッシュフローをつぶさに見ていけば融資で資金の出と入りのタイムラグを埋めるだけだとわかるはずです。

    また、例えばハードウェア系の事業でプロトタイプが完成しPMFに至った時点で量産品の金型を作るためのコストが必要になるといったケースも銀行が得意な設備投資資金の融資になるでしょう。

    このようなケースについてもスタートアップがエクイティで調達するのは割に合わない高い資本コストを負担することになり、ALMの観点からは望ましくありません。

    ちなみに、一時期「ドンドン利用してください」とスタートアップに資本制ローンを提供することにアグレッシブだった政策金融公庫は、この何年かで相当量の融資が焦げ付いたらしく、今年に入って手のひらを返したようにすっかり引き気味です。


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