[特集]"コリアンスリー"によるEV電池・正極材の確保競争
コリア・エレクトロニクス
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注目のコメント
韓国のバッテリーメーカーとバッテリー素材企業の提携が相次いでいるのは、単に薄利で自動車メーカーと契約を結んでしまったから。
レア資源を使ったバッテリーは、本来上流のプレーヤーの交渉力の方が強くなるはずが、市場が立ち上がるほど普及させるために価格目標が各国政府から出ている特殊なデバイスです。
旗を振っているのは誰なのか?中国政府やVW?
誰のために振っているのか?
サプライチェーン上で価値が積み上がっていくのではなく、サプライチェーン内で利益を奪い合っているようになっています。
今後、自動車メーカーによるバッテリーメーカーの買収が増えると思ってます。電池材料の原価の中で正極材が占める割合は相当なものなので、そこを抑えておくというのは自然な流れではあると思います。
実際、CATLが他の企業と比較しても異常に高い利益率を出しているのは、単に中国政府がバックボーンにいるというだけでなく材料会社を握っていてコストを抑えて材料を調達できるからという側面が強いです。とにかく生産量が多いので、材料を供給する側も安く出しやすいのです。
ただそうはいっても、材料メーカー側にとってはそこまで良い状況ではないようです。この記事に出ているメーカーたちも少なくとも万々歳という感じではないのでは。EV用電池(用材料)は市場としては大きいですがコストの制約があるため、利益が取りやすいとはお世辞にも言えません。中国の材料メーカーも、中国国内のEVメーカーでなく海外のメーカーと組みたがっているという話も…