ブロックチェーンコンテンツ協会、自主規制団体目指す
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NFT(ブロックチェーン上のデジタルアセット)については、資金決済法上の暗号資産に該当しない可能性が高いという方向でパブコメの整理が進みました。
一方で固有の問題についてはあまり深堀りされていなかったので、こういった協会が主体的に規範を作り上げるというのは重要だと思われます。
特にデジタルアセットは資産的な性格を持ちますが、その価値の存続は発行体のビジネスに依存してしまうので、資産としてはまだまだ不安定です。
また、ゲーム等で取り扱うアイテムがNFTになったとたん、景表法や賭博罪の問題が一気に接近します。
個々の事業体が賭博罪の整理等を行うのは負担が大きいので、協会が先導してルールメイキング等を行ってくれることを期待します。
注目のコメント
暗号資産をはじめとしたブロックチェーン界隈では、自主規制団体が多くあります。
私が所属する日本ブロックチェーン協会もその一つです。
また、日本仮想通貨交換業協会のように資金決済法で規定された認定団体も存在します。
その出自は日本ブロックチェーン協会のように、混沌とした環境に対処すべく政府により設立を促されたものもあれば、小さなコミュニティから出発したものもあります。
現在、政府ではブロックチェーンを活用したコンテンツ流通の検討を開始しており、これに基づいて、ブロックチェーンコンテンツ協会の組織化に動いているものと思われます。
コンテンツ流通を辿っていくと、既存のJASRAC等やメディア関連の協会に関係しますし、
ブロックチェーンを辿っていっても、同じです。
果たして、どのように棲み分けし、どのように会員を集め、会費を徴収するのかは悩みの種でしょう。ブロックチェーンコンテンツ協会を発足しました。dappsでは現在、マイクリ、ブレヒロが世界一位、二位。ブロックチェーン×コンテンツビジネスを日本が世界に誇る大きな産業にするべく、そして業界が健全に成長していけるように皆んなで協力していければと思います!^^
詳細記事
https://jp.cointelegraph.com/news/blockchain-contents-association-is-launched-which-makes-self-regulation-for-dappsブロックチェーン利用ビジネスのガイドラインとルール化を民間が行い行政と連携する「共同規制」の枠組み。本日、知財本部の委員会でソフトローについて議論される予定ですが、新分野ではこういうスキームが定着してきたので、その成果を見える化することが大事と考えます。