F1中国GPの開催延期が正式決定。コロナウイルス流行を受け決断
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この決定は止むを得ませんが、これで第4戦中国GPを挟んだ第3戦ベトナムGPと第5戦オランダGPの間が約1カ月空くことになります。熾烈な開発競争を繰り広げるF1。今年は激戦が予想されるだけに、チャンピオンシップに大きな影響を与えそうです。
今シーズンのF1はFIAとリバティメディアの商業主義的な経営が推し進められた結果、過去最大の22戦の開催となっている。チームはスタッフの疲弊や各種費用の高騰を考慮し、過去最大の22戦に懸念を表明している。国内外の大変な状況を考えると不謹慎だが、結果的に中国GPの開催延期はチームにとって天佑だった。今のところ開催延期だが、事実上の中止と言える。
F1は世界の22カ国を回ってレースを行う壮大なスポーツだ。FIAとリバティメディアはプロモーターの名前を出すが、中国でF1を開催したいと考えている。事態の収束を待って代替の日程を考案するようだが、スケジュール的に夏休みかアジア三連戦、もしくはアブダビ後の三案が考えられるが、チームは全ての案に消極的な姿勢だ。残念ながら中国GPは中止の確率が高い。