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SBGは「事業も行う投資会社」というビジネスモデルなので
純粋な事業会社と同じ尺度で短期のPLだけを見て
業績が良いの悪いのと言っても意味がない。

決算説明会でUBER(SVF保有)とアリババ(SBG保有)
の株価の増加のどちらがSBGの営業利益(Operating Income)
に貢献するかと問われて、自信を持って答えられた参加者は一人しかいなかったという事実が多くを語ると思う。

何かと話題になるWeworkについても、手元資金を積み増し、
フリーキャッシュフロー年間1000億円実現までの助走期間に見込まれる資金需要の2倍強を確保し、不動産ファンドの再生に実績あるCEOを迎えて、あとはお手並拝見という印象。投資の世界から見れば、これには何の違和感もない。

その意味で、投資会社として「株主価値の最大化だけを目指す」という締めくくりには、相応の納得感があったと受け止めている。

これから、SBGに限らず「事業会社なのか投資会社なのか」や、「金融会社なのか非金融会社なのか」、という問いかけがあちこちで繰り返し行われるだろう。それらの問いに従来型の縦割りの業種目線の発想で答えることは難しい。一つ確実なのは、株式アナリストにとってわかりやすい会社を作ろうとする起業家はどこにもいないということ。それは過去への回帰でしかない。それを理解して、新しいビジネスモデルにどう向き合うか?が大きなテーマになると改めて思っている。
SBGはもはや投資会社であり、PLは意味がなく、保有株主価値で評価すべき、というのは、皆さんおっしゃるとおりで、四半期/通期の決算における全体のPLの売上/営業利益だけを見て一喜一憂することには、意味がありません。
むしろポイントは、以下です。

(1)まず現在のSBGには、ざっくり分けて、①アリババ、②通信(ソフトバンクKK&Sprint)、③SVF、④その他IT(SBGが保有するArmも含む)の4つの事業セグメントがある
(2)保有株主価値への貢献で一番大きいのは①のアリババ。SBGは株式を25%保有する筆頭株主であるが、11人の取締役のうちソフトバンクグループからは孫さんの1名のみ
(3)事業として安定しており、財務指標含め事業会社として見るべきなのは、②の通信(SprintがT-Mobileとの合併承認が下りたのは周知の通りです)
(4)SVFはファンド事業である故、究極的なKPIは投資倍率(MOIC)と利回り(IRR、但し現時点での時価評価した価値を全て実現したという前提ではなく、個別のポートフォリオのexitプランに応じたファンドのキャッシュフローを考慮すべき)

SBGの経営にとって今後の最重要事業は上記(4)のファンド事業と思われますが、このセグメントはFVTPL(Fair Value Through Profit or Loss)で評価しているが故に、ポートフォリオのfair valueの増減が四半期毎にPLヒットしますので、どのポートフォリオが調子がいいのか・悪いのかのバロメーターにはなり、そのような観点で四半期決算短信を見るべきですね。
投資の評価損益が営業損益にダイレクトに反映されるので、企業の決算としては極めて分かりにくい。実態がわかる決算でないと投資家は困る。なお多額ののれんを日本基準で計上したら毎期大幅な赤字だ。
今回の決算は、負債控除後の純資産価値を持って株価を形成して欲しいというメッセージと「潮目が変わった」という認識の変化がテーマ。
 スプリント問題の決着が見えたことと、Uberのキャッシュフローコントロールが効いきてそれを株式市場が評価してくれたこと。その結果、WeWorkを含めCF管理による投資先の価値向上・回復が従来よりも期待できそうだということでしょう。
 なお、自社株買いの検討、社外取締役の補充、VFのガバナンス強化はアクティビストと共通する認識とのことですが、自社株買いの具体論はなしでした。
 小手先の自社株買いよりは少しでも投資を増やすことが株主に報いる方法だと思うので、八方美人である必要はないでしょう。あまり進捗が語られなかったVF2の資金集めのためには、現在の投資先の資金収支の改善を踏まえたエクイティストーリーの再構築と、WeWork IPOの可視化が必要になりますね。
SBGの決算はPLを見ても全く意味がありません。例えばVファンド保有の株の増減は100%営業損益にヒットし、上場して流動性のあるアリババ株の増減は1ミリも算入されません。会計制度の不備と言わざるを得ません。
戸田さんが既にコメントされていますが、SBGの経験成績はPLで語っても意味がなく、事実上投資会社であり、持株会社なので、保有株式の時価評価の上下の方がしっくりくると思います。また、社債を発行していますが、格付けが低いですので、CFは四半期ごとに定点観測するべきです。
もちろん、現預金残高が足りなくなれば、持ち株の処分で現預金の補填ができます。

それと、結局孫さんのname valueが肝なので、決算説明会を聞くことも重要かと。
みなさんコメントされているように、ソフトバンクグループは一般的なPLで語れる会社ではなくなっているんですね。
経営だけではなく投資判断もできてしまう孫さんて、本当にすごいなぁ。
(そういう人材を集めてしまう手腕も含めて・・・)
下記にプレゼン資料がある。「株主価値の最大化」を掲げているが、自社のコントロールが効かないというのが、当たり前だが資料には書かれてはいないが、重要な点だと思う。
スライド65の保有株式価値(ビジョンファンド以外のもの)が顕著だが、9月末日→2月12日までの株式価値増加5兆円分の4兆円はAlibaba。投資はしているがAlibabaは自社で経営をしているわけで、経営が上手くいく・上手くいかないに、ソフトバンクGはコントロールを持っていない。
だからアクティビストとしては、ソフトバンクGのディスカウントが大きいのだし、Alibabaの評価が高いうちに売却しろというロジックになる。
https://group.softbank/corp/irinfo/presentations/2019/#30325
話題のSB決算。内容についての議論はありますが、毎回思うのだけど、僕たちは歴史的な瞬間(ととても参考になるファイナンス戦略と経営者)を目の前にできているということ。それを見過ごしちゃいかん、何を学ぶかだ、ということ。
ソフトバンクグールプの第3四半期決算が発表されました。営業利益は、前年同期1兆8590億円の黒字が129億円の赤字となっています。

決算短信はコチラ。16時から発表会のLIVEもあるようです。
https://cdn.group.softbank/corp/set/data/irinfo/financials/financial_reports/pdf/2020/softbank_results_2020q3_001.pdf
国内大手通信会社のソフトバンクを中心に、Yahoo!・LINEなどを展開するZホールディングスなどを子会社に持つ。持分法適用会社には中国ECサイト最大手のアリババなどがある。
時価総額
13.3 兆円

業績