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百貨店は大好きです。

百貨店には明らかなランクがあります。
置いてある商品はもちろんですが、挨拶にもあります。
私は良い百貨店には行きますが、そうでないところには行きません。

バッグなどのブランド専門店はあまり差がなくなりつつありますが、それ以外のもの、例えば食品には大きな差があります。

魚介類だけで言えば、東京では、日本橋高島屋が最も良い物が置いてあり、次いで、日本橋三越、新宿伊勢丹となっていると思います。実際に、出店している魚屋さんもこれらのお店により良い魚を集めていると言います。
例えば、大間のマグロ、氷見のブリ、呼子のイカなどの高級な魚介類が置いてあります。

また、物産展などは百貨店の実力、バイヤーの手腕がよく現れ、出店するお店のランクを見れば、よくこのお店が百貨店の物産展に来たなというところも多々あります。

また、挨拶についても違います。
日本橋高島屋や日本橋三越は顧客が近くにいれば、必ず「いらっしゃいませ」や「いらっしゃいませ、ようこそ」と言います。
しかし、伊勢丹新宿や新宿高島屋は「いらっしゃいませ」すらあまり言いません。
何もしていないのですから、言うことで感じの良さが演出できるにも関わらず、しないのです。

このように、スーパーなどと明らかな違いを産めなければ、百貨店が百貨店たる所以はなく、もはや存続すら難しいと思います。
私が住んでいる山形県。こういう部分はかなり最先端です。『山形県内唯一の百貨店だった大沼の倒産により、山形県は全国で唯一の「百貨店のない都道府県」になった』

米沢では、開通した高速道路の近くに2018年4月にオープンした「道の駅 米沢」にインバウンドが集中しています。

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「道の駅米沢」が300万人突破 開設1年半、来場者3組に記念品 (山形新聞 2019年10月23日)
https://www.yamagata-np.jp/news/201910/23/kj_2019102300490.php
地方百貨店の衰退、閉鎖が止まらない。ハレの日は百貨店に、という文化は無くなりつつあるが、まだ一定の需要は存在し、百貨店難民も生まれる可能性も。ストデパはそこの受け皿になりたい。
https://stripe-department.com
証券会社時代、あちこちの地方出張をしましたが、仕事の合間に地場の百貨店に行くのは楽しみの一つでした。地場の美味しいものや、そこにしかないお店を短時間で見ることが出来ました。大分のトキハ、懐かしいです。もう10年近く前でしょうか、立命館APUに研究会で行ったときは、確か、ここから大学までのバスに乗り、前後の時間をトキハで過ごした記憶があります。

東京の百貨店では、結婚式に出るときにご祝儀袋一つ買うときに、店員さんが丁寧に説明してくださって、しかも宛名書きも無料で立派なものにしていただきました。シンガポールから帰国して時間の余裕もなく、百貨店なら待ちがないだろうと入ったのが正解でした。Hanaharaさんがおっしゃるような、時計の修理でも、とても良い対応をしてもらったことがあります。

という価値があるなかで、その良さを維持し、成長へと転換する方法がないものでしょうか。日本に帰ると百貨店には寄ることがありますが、その丁寧な対応、確かな商品知識に触れると、本当にレベルが高いと感じます。
催事場化した百貨店は実はコトを売る場ではなくなったということ。
地方の課題は人口流出と高齢化。地方百貨店は地銀と同じ厳しい環境に晒されています。建物の老朽化も課題ですが、改装する費用も捻出できない苦しい状況です。

顧客離れを防ぐには、顧客視点でのサービスを徹底して考えることが大切。高齢化に寄り添うサービスは喜ばれるでしょう。
AmazonをはじめとしてEC、アウトレット、ファストファッションなど理由は色々と言われていますが、百貨店ならではの価値は多々あると思っています。

しっかりとV字回復をさせたJ. フロント リテイリングの大丸と松坂屋。(彼ら自体は脱百貨店と言っていますが)熊本県民に愛され創業65年を迎えた「鶴屋百貨店」。百貨店とはいえ、立地、顧客を見据えたテナント設計など、選ばれる理由づくりはまだまだできると思います。

私個人としても、贈答品を送るときや、ちょっとした買い物はよく百貨店を利用したりしています。ECには出せない顧客価値はまだまだあると思います。
百貨店の衰退は今に始まったことではないですが、時流の変化は確実にあるので良い時に如何に未来への種まきをし続けられるかどうか。この大切さを毎度感じるところです。
消費の変化と切っても切り離せない百貨店。マクロトレンドの変化はもとより、身近な人の買い物の変遷を見聞きするとミクロでもかつての百貨店消費が変化したことを実感します。
・ブランド物→そもそも買わなくなった
・アパレル→ファストファッションで十分
・生活用品→ECか専門店
売り場に、人とお金をかけているわりには、その顧客価値が実感できないことが百貨店の衰退につながっていると思います。

新しい価値を生み出して、追加すれば、まだまだ大丈夫なことは、パルコなどが実証していますよね。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
この連載について
ビジネス・経済に関する最新の話題を知るための、NewsPicks編集部オリジナルのランキング連載。

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