NEC、インド・ビハール州と予防医療分野で協業開始
日本経済新聞
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注目のコメント
このニュースの凄みが分からない方も多いと思うので、少しだけ裏事情を知ってる立場から解説を。
そもそも、NECという伝統的な大企業が社会課題解決をこれだけ前面に押し出して新規事業を展開するということが革新的。また、おそらくは事業的にはまだまだこれからという段階でプレスリリースまで出している気合いの入れようにも、個人的にはグッと来る。
そして、今回の協業先であるビハール州は、インド北西部に位置する、インドでも最貧困と呼ばれるエリアを多く抱える州。このエリアで事業展開をするという決断は、大企業によるCSVやSDGsの取り組みのなかでも、明らかに難易度が高く、それだけに意義の強いものだと僕は考える。
さらに言えば、このプロジェクトを引っ張ってきたのが、30代半ばのいち社員の情熱だったというのも素晴らしい。ミレニアル世代の若手ビジネスパーソンが社会性の高い事業をやりたいと悶々としているなか、この事業の今後は大きな希望になりうるかと。
というわけで、大企業によるボトムアップでの社会課題解決事業の動きが広がっていく上でも、この事業にはぜひとも成功して欲しい。全力で応援したい!