秋元議員の保釈決定、カジノ汚職 収賄罪で起訴
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カルロス・ゴーン被告の10億円とつい比べてしまいますが、まあ妥当な算定だと思います。ロッキード事件の田中角栄元首相は2億円、鈴木宗男氏は5000万円でした。全面否認ですが、国会議員という立場を勘案した保釈の判断だったと思います。これで捜査は終結だとすると、「やり残し感」はやはりあります。カジノをめぐる利権の闇の一端が見えた意味はありますが、本当の闇はそんな規模ではないはずです。
保釈してもゴーン被告のように逃げられない金額でしょう。
ゴーン被告のように過ぎたことは取り返しはつきませんが、もっと保釈金の額を上げた方が良いと思います。
そして、必ずしも現金でなく、土地や金融資産でも良いと思います。
逃げないのであれば返ってくるのですから、問題ないでしょう。一般には、議員の活動は最大限保証されないと、民主主義は機能しません。その意味では、保釈は最優先と言えます。
反面、汚職の可能性が濃厚である場合、保釈によってその証拠抹殺が最優先になりかねません。特に証言の覆しなどは物的証拠と違って懸念されることです。
本来なら全部終わってから、政治活動再開をかけて信を問う、それが筋かと思いますが、保釈は途中で拘束が解かれることを意味します。彼がこの後何を優先するのか、気になるところです。