【スクープ】アジアを席巻する、植物肉の「黒船」が日本上陸
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味覚にも流行があります。ファンションとは違い、毎年大きく変わるわけではないため、気づきにくいですが、人の味覚も社会の流れとともに変化しています。
分かりやすいのは、ラーメンだと思います。食品メーカーは、この微妙な味覚の変化(社会変化)に合わせて調合を変えているそうです。
フェイクミートが世界的に流行だしたのも、社会的な変革の一環だと思います。
新しい食文化の誕生だと思います。フェイクミートの裏側にある、大富豪の「思想」がもっとも読みどころです。思想こそ新しいビジネスのコアだと感じます。
もしスーパーマーケットの肉売り場に行って、リアルな豚肉(260グラム、約540円)と、人工豚肉(260グラム、約520円)が並んでいたら、どちらを買いますか。栄養価や健康に良いなら、その味が美味だと思うなら、フェイクミートを選ぶのではないですか。
この質問をアジアの25億人市場に突きつけているのが、香港や台湾、中国の一部を席巻しているフェイクミート「Omnipork」です。2020年5月までに、日本の有名飲食チェーンやホテルと手を組んで、市場参入することを明かしました。
新しいムーブメントを生み出して、気候変動と戦っているミリオネアの物語をご一読ください。中国は世界の豚肉の半分を食しているというほど豚肉が国民食。
その中国市場を狙って、北米の植物肉「インポッシブルフーズ」も豚肉を開発、ライバルの「ビヨンドミート」も中国本土の攻略に向け動いています。
では、オムニポークにとっての強みは何なのか?
聞いたところ、餅は餅屋だというものでした。
彼らは西洋の食には通じている、だって食は文化と密接に繋がっているから。だからアジアのことは私たちの方がよく知っているのとDavid Yeung氏は話していました。
フレキシタリアンが増える中国、世界で人々の胃袋を掴むことができるのか。
オムニポークは、餃子、麻婆豆腐などに入れると美味しいとのことですがボロネーゼの具材としてもいけるよう。6月に日本のどこで味わえるのかとても楽しみです。