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2020年の米成長率、3%下回る見通し=ムニューシン財務長官

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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    年データで見れば、そもそも2006年以降の米国は経済成長率が3%上回ったことないんですけどね。
    とはいえ、50年ぶりの水準まで失業率を下げていることからすれば、短期的に経済がよくなっていることは間違いないと思います。
    ただ、その割に財政赤字が大幅に拡大していますので、長期的にはその辺が気になります。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    ボーイングや新型コロナウィルスの問題が景気を冷やすことは間違いないですが、これらが成長率低下の主因かと言うと、ちょっと違うんじゃないのかな (・・?
    トランプ大統領が大幅な法人減税やアメリカ・ファーストの貿易政策、規制緩和を通じて目指すと繰り返し公言した3%の成長率。2017年末に決めた大幅減税を梃子に2018年こそ多少近づきはしたものの、減税の効果が切れると成長率が落ちて来た。貿易を巡る不透明さが大企業製造業の投資を鈍らせたことも否めません。これを突かれれば、政策の是非が問われます。
    大統領選挙の年でもありますし、未達成のまま成長率が落ちてきた原因を政府の政策以外に求めたいのは当然で、737MAXの運航停止や新型コロナウィルスが格好の材料を提供したといったところじゃないのかな・・・ (・。・;


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    日本総合研究所 理事

    もともと2020年の成長率予測は、潜在成長率である2%前後まで低下するとの見方がコンセンサス。ボーイングの生産停止や新型コロナウイルスは、3%未達の格好の口実ができた・・・という感じでしょうか。


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