東証反落、終値は2万3827円 新型肺炎懸念、利益確定売り優勢
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日経平均株価は45円安で4日ぶりの反落となっています。
米国株はNYダウが88ドル高で4日続伸、最高値を更新、ドル円も110円近辺の円安だったことから、今朝の東京市場も小幅に続伸して始まりました。
早々に69円高までありましたが、24000円には近づけず、為替も110円に乗せ切れず、徐々に伸び悩みました。
「横浜のクルーズ船から新たな患者41人確認」の報道で軟化するなどやや神経質となり、小安くもみあう展開となりました。
前日までの3日間で900円強上げたことや、今晩に米雇用統計を控えることで、後場は総じて一服商状でした。
来週発表の緊急対策待ちの面もあったようです。
アクティビストの株式取得のSBG、ウイルス検査試薬のタカラバイオが上げました。
週を通せば622円高で3週ぶり急反発、週初急落23000円割れから始まるも、週末へ折り返し、チャイナショックへの過度の警戒が揺り戻った格好です。
来週は2月2週、中国経済のリスタートに関心が高そうです。
国内では決算発表最終週、景気下ブレの程度を探りつつの値固めの週と観ています。日本株市場は力強さは感じられないものの、目先は底堅さが期待できる形状。新型コロナウイルスの件が取りざたされる前、年明け早々、高値から調整と回復し、その後この一件で前回の調整より深く下落してからの急速な回復なので、慌ただしさは否めず。その割によく保っていると思う。