新型ウイルス、ピーク判断は尚早 中国感染鈍化でも=WHO
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たしかに感染者の報告数を見ると、ここに来て鈍化してきているようにも見えます。しかし、これはあくまで「報告」数なので、現地での医療現場のキャパシティや検査キットの不足などにも影響を受けるため、ピークの判断はできないとするのが妥当だと思います。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/85320e2ea5424dfaaa75ae62e5c06e61
また、パンデミックへの危険性という視点では、中国との人的交流が盛んなはずのアフリカ大陸で一件も「報告」がないというのは大きな不安材料の一つです。「報告がない」=「感染者がいない」が成立しにくい国も多いからです。
医療的発展途上国では、検疫や検査といった対応がそもそも行われず、見逃されているうちに感染拡大があっという間に生じる可能性があり、すでに感染の報告が上がっている国以上に、感染拡大の可能性が懸念されます。
このような点で、国際的な視点でも、まだ油断はできない状況と思いますが、同時にウィルス自体に関して明らかになってきた点も多く、感染制御へ向けての医療的な取り組みもますます活発になるものと思います。湖北省を統計から外せば真実は見えてきます。2週間ほど前から感染は鈍化しています。死者も湖北省以外の全世界で16名のみ。死亡率は極めて低く、世界的蔓延(パンデミック)とまでは言えない状況です。
参考対数グラフ
https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3e/de34e2a066ca20cb7d04c465ae748b7f.jpg
グラフは累積患者数ではなく、確定診断数から退院数を引いた、実在患者数で統計しています。(例えば累積インフルエンザ患者数をカウントすると、ほぼ全人口になってしまい意味ないです。今必要なのは、患者が病院に収容できるだけの数に治るかどうか、の数です。)感染者数と発症者数があるが、今回の新型コロナウィルスは感染者数と発症者数はイコールで無い。日本のクルーズ船の感染者発見の医療検査も大変な状況で、中国の発表では発症者数と死亡者数だったように思える。混乱してる医療現場で感染チェック・キットも無い状態で、発症者以外の感染者数もチェック出来てる状態になったとは思えないのだが、どうなんだろう。発症以前の感染がある限り、WHOが武漢に医療支援に入って詳しく調査確認した方がいいのではと思う。