トランプ米政権、ＷＴＯ政府調達協定からの離脱を検討－関係者

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注目のコメント

• 冨田 有吾

  米国カリフォルニア州弁護士（専門：移民法）

  ・2020年02月05日

  門部さんのご指摘の点は重要です。ある意味、危ない部分もありますが、トランプ大統領に限っていうと、何故選挙に勝たないといけないと思っているかです。それは単純に民主党だけではなく、庶民の事を考えてくれない従来の政治家に任せると大変な事になり、国民が犠牲になると思っているからです。
  
  30年も前から同じような事を言ってます。当時は日本ですが、外国に好き勝手にやられてしまう、しかしそれは日本や中国の責任ではなく、自国の無能な政治家の失態だと。多くの国民の仕事を奪ったNAFTA、国家安全危機の北朝鮮の核やイラン核合意、NATOへの不均衡な負担、赤字を出し続ける対中貿易、そして今回のWHOの判断。国内では、オピオイドの問題（トランプ政権は国家緊急事態に指定）もオバマ政権は殆ど何のアクションも起こしませんでした。
  
  結局、理想を掲げたグローバリストであっても国民を守れないと意味がありません。ベーシックインカムを提唱しているアンドリューヤン氏（民主党大統領候補の指名争いをしている元起業家）でさえ、最も落胆させられた人物として、オバマ大統領をあげています。
  
  トランプ大統領は、今から20年も前の2000年から大統領選に立候補しています。2度取り下げましたが、3度目の挑戦で大統領になりました。もう誰かに忖度する必要もなく、しがらみもありません。次の仕事の心配もする必要がなく、お金も十分あります。国民が選んだ大統領ですが、アンドリューアン氏が言うように、トランプ大統領が問題の原因ではなく、トランプ政権は今まで政治家が国民の利益を無視した事によって起きた現象です。トランプ大統領を批判する前に、わざわざ国民が黒人のプログレッシブな大統領を選んでおきながら、何故そうなったのか考える必要があります。