関連記事一覧
日本の若者たち、「コト消費」から「ヒト消費」に激変していた…!
マネー現代 2498Picks
「地図に載る料理を作る」 ハワイ独自のリージョナルキュイジーヌは料理人たちの熱い思いから生まれた
AMP[アンプ] - ビジネスインスピレーションメディア 7Picks
クラシックな料理に嬉しくなる 夫婦が営む官庁街のビストロ
Forbes JAPAN 4Picks
仕分け人を、やってみた!
NHK政治マガジン 4Picks
日韓関係が影響か、11ヶ月ぶりに訪日外国人が減少
FASHIONSNAP.COM【ファッションスナップ・ドットコム】 2Picks
サービス収支が初の黒字に 2019年、訪日外国人増え
朝日新聞デジタル 1Pick
訪日外国人向け食の対応セミナー
NHKニュース 1Pick
消費増税に怒れる日本人は買ってはいけない。消費をやめれば政治家・官僚・財界が青ざめる=鈴木傾城
マネーボイス 1Pick
コト消費の訪日トレンドは、「日本らしさ」と「観光地のユニーク性」だと思っています。
前者は、歌舞伎・忍者のようなものだけではなく、和食を作る、お弁当を作る。立ち飲みをするというものも含まれます。ボーリング、カラオケも高まっています。日本のアニメ・ドラマで見たような世界観を日本で経験してみたいという
後者は、スカイツリーをみながらSUP、富士山パラグライダー、鎌倉で着物体験みたいなものです。観光地をちょっと自分なりに面白くアレンジして体感したいというニーズです。人がやっていないコトを観光地で遊びたいみたいな層は拡大していくと思います。
『訪日客の「コト消費」 多彩 抜刀体験など 日本人にも新鮮』
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO54698160S0A120C2KNTP00/
料理と文化体験の楽しさは勿論のこと、参加前には全く予期しなかった楽しさがもう2つありました。
1. 磨き上げられたプログラミング(ダンドリ)
流石毎日2回転させるクッキングクラスの先生。料理の経験者と初心者の違いの一つはダンドリの良さですが、人に教えるには、また段違いのダンドリが必要ということがよく分かりました(何種類もの料理を一番楽しいところだけ、次から次へと体験できるように)。
2. 参加者が面白い
バリ自体のclientele effectも相俟って、参加者は多様で面白かったです。中国で俳優業をするアメリカ人とロシア人カップル、イタリアの田舎に移住して起業した初老のドイツ人、仕事も何もかも捨ててアジアを旅するオランダ人など。私自身は平凡すぎるのが逆に際立ちました。
私は魚市場の近くに住んでいるので、こんなのどうかな、と話していました。
・土曜の朝9時に魚市場に集合、好きな具材をゲット。買った魚と貝と海老を使って刺身パーティー
それから、記事内の一人当たりの消費額内訳に、コロっと安易に騙されてはいけませんよ。(マーケティングの基本!)
平均滞在期間が長ければ、長いほどホテル代と食事代が比例して高くなるのは当然。
平均滞在日数を記載せずに、オーストラリアの半分以下の平均滞在日数の中国を並べて「ほぉら、オーストラリアの方が食事に興味がある」なんて暴論。食事代は見事に平均滞在日数に比例していますから。
日本の食文化への興味は決して欧米豪に限ったものではありません。海外に向けたfacebook 配信でも、食に関する記事は他の記事の3倍から6倍のオーガニックリーチになり、いいねやシェアも爆発します。
コトコト言いますが、買い物だって立派なコト体験ですよ。すごく丁寧に、親身になって探してくれたり提案してくれる販売員さんに出会う、楽しい!嬉しい!その感覚が「コト体験」です。しかし、言語の壁の高さよ。平均年齢の高い当社の販売員の中にはどうしても「(外国語を)喋れないから話しかけられたくない」と、目線を避けてしまう方も未だに少なくはありません。POCKTALKが若い販売員さん達に非常に効果があったので、今絶賛増設中です。
そこいくと、勝手な思い込みかもしれませんが、大阪おばちゃんは、日本語と元気でビシバシ外国人に親しみを持って話しかけていそうで羨ましいです。大阪が人気な理由の一つは、確実にそれだと思います。大阪ならどこへ行っても何をしても、あのフレンドリーさを体験できる「コトの街」だから。
ビジネスチャンスを探しているのであれば、ただ単に「あー、なんか料理体験とか流行ってるみたい」ではなく、自前のビジネスの中で、コト体験を高めるよう努力したらいいのではないでしょうか?
ちなみに国別平均滞在日数は下記の通り。
フランス 14.4泊
ドイツ 13.5泊
イギリス 13.4泊
オーストラリア 12.4泊
カナダ 11.0泊
アメリカ 9.9泊
フィリピン 9.4泊
シンガポール 7.5泊
マレーシア 6.7泊
ベトナム 6.7泊
インドネシア 6.3泊
タイ 6.0泊
中国 5.9泊
香港 5.2泊
台湾 5.1泊
韓国 3.5泊