ソニーフィナンシャルが米セキュリタイズに出資──三菱UFJ、野村、SBI…デジタル証券ベンチャーに群がる日系企業
CoinDesk Japan
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デジタル証券プラットフォームを手がける米セキュリタイズですが、日系大手企業が昨年頃から続々と資本参加しています。
トークン化・デジタル化した証券(債券や不動産など)を発行して資金調達する「STO(セキュリティトークンオファリング)」という新たな手法に対して、野村HDや三菱UFJなどがその準備に積極的に動いています。
セキュリタイズCEOのカルロス・ドミンゴ氏は、日本にも長く住んでいた起業家であり企業人。三菱UFJフィナンシャルグループは、セキュリタイズやNTTやauなどとセキュリティトークンの取組をしています。
セキュリティトークンは、金融商品の一種で電子記録移転権利と呼ばれるものです。
これから、セキュリティトークンを含めた、電子的な金融商品のプラットフォームは拡大する可能性が高く、
ソニーフィナンシャルホールディングスも自社において、セキュリタイズのプラットフォームを使った電子的な金融商品を組成したいのでしょう。デジタル証券プラットフォームを開発する米セキュリタイズ、日本のキープレイヤーから出資を集め、非常に戦略的な動き。
一方で、出資企業のなかには野村HDやMUFGなど独自にプラットフォーム開発を進める企業もあり、今後の展開に目が離せない。