高2と保護者の「教育改革」への期待と不安 リクルートと全国PTAが調査
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目の前の課題として、新しい大学入試の技術的な問題に対しての不安は確かに大きいと思う。国は早急に、皆が納得できる具体をもって対応を図るのは当然だ。
ただSociety5.0の社会を主体として生きる資質・能力を育むには、変化を不安だと言って躊躇するときではない。子どもたちが生きる社会は、IoTど真ん中、AI共生社会。デジタルリテラシーとインテリジェンス、そしてグリッドや自己調整などのコンピテンシーを育むことなくして、新しい社会の形成者となることはできない。
Society3.0の工業化社会に適合する教育の成功体験の呪縛から、保護者も学校も今こそ自らの意思で解き放たれなければならない。Society3.0に適合する教育の内容と方法、そして制度の延長線上に、Society5.0を切り拓く資質・能力を育む教育はない。
この事の自覚と覚悟こそが、私たちに求められているのだと思う。〉教育改革における「高校の教育」への期待と不安について、高校生の「期待」のトップは「ICT技術を活用し、一人ひとりが最適な学習内容と進度で学べる70%」、保護者の「期待」のトップは「生徒が自らテーマを設定し、調べたり解決に向けて取り組む探究学習が重視される62%」。高校生・保護者ともに、「期待」が「不安」を上回っており(以下略)
高校生も保護者も、今、進んでいる教育改革の流れに対する期待は大きいようです。詳細な報告は後程公表されるようですが、逆風が吹いていた流れも変わりつつあるように感じました。
〉「通っている高校での教育改革への対応」については、高校生の38%、保護者の24%は、「通っている高校は教育改革へ対応している」と感じている。
大丈夫だろうか?最も昭和的な高校教育の改革が本丸です。高校生の「期待」のトップは「ICT技術を活用し、一人ひとりが最適な学習内容と進度で学べる70%」
この部分を読んで、生徒1人一台のタブレットを実現できていない学校が1日も早く導入することを要求していきたいと思っています。この1年間、生徒たちが自分のタブレットで学習できるよう現場の教師として支援してきた者として、この時代にタブレットがない環境でしか学べない子どもが大勢いることに日本の未来はどうなるのかと危機感を抱いています。