#01 WeWork、OYO...ソフトバンク投資の「大逆流」を読み解く
NewsPicks編集部
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注目のコメント
ソフトバンクのような大企業がスタートアップ的なスピード感で動けるというのは正しいと思います。ただ、ステークホルダーが多いので影響が大きい。
ソフトバンクの群戦略の中心は、当然「事業会社としてのソフトバンク」で、ID連携などは、事業会社でないとそういう発想になりにくいということなのでしょうか。今までの日本企業と違うのは、国内にととまらず、世界中の巨大ユニコーンとそれをやっているということがすごいです。
‘’例えば、米Uberと競合する中国のディディ(Didi Chuxing)、インドのオラ(Ola)、そしてグラブに軒並み投資をして株式を保有し、「世界中のモビリティ企業のIDを一気通貫させるというアイデアは、これまで誰も考えつかなかった発明」(スクラムベンチャーズ創業者・宮田拓弥氏)だった‘’最大の過ちは、「非テック企業にテックのバリュエーションを付けてしまったこと」ソフトウェアが全てを飲み込む、のは事実だが、不動産やライドシェアなどリアルは思った以上に時間とカネがかかる。一方でこれらリアル産業はサイバー空間の何倍も何十倍も市場が大きい。GoogleやFacebookにサイバー側を取られた孫さんが打った起死回生が、ビジョンファンドでリアルを制することでした。読み誤ったのは時間軸とバリュエーション。テックのイノベーションが向かう先がこれらリアル産業であることに1ミリも疑いはない。
SBGの投機的投資という危うさがヒシヒシと伝わってくるレポートです。企業を育てるというよりも、時価総額という魔物を創出し、大きなリターンを一気に得ようという算段では、おいしいフルーツは手に入りません。