「推論力」がある人とない人の決定的な違い
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見るだけ、聞くだけで終わらせない。
多角的な視点で、本質を見抜き、自分の考えを持つ。
すぐに役立たなくても、蓄積したことから、創造的な関連性を発見することがある。
探求する習慣を身につけましょう。事業開発メインに活動して20数年。
仕事柄、物事を斜めや裏や先を見ながらあれこれ空想を巡らすことが好きですが、当てずっぽうではなく、自分なりの視座と分析、予測をもとにはしています。それを推論と言えばそうなのかもしれませんが、誰でもやろうと思えばできると思う。マインドセットと思考法の工夫次第。
コインの裏表のたとえ話を良くします。
コインには裏と表がある。
それぞれ見る角度によっては、表の柄だったり、裏の柄だったり。
あるいは、横から見たらギザギザのついた板状のものだったり、コマのように回すと球体にも見えたり。
でも、見ているものはコインそのものに他ならない。
人によっては見る角度が違うので別物に見えるかもしれないが。
つまり、一つのことをいろいろな角度から捉えることで、そのものの全体像と本質が見えてくる。
加えて、このコインを使って何ができるか?と思いを巡らす。
自販機でジュースを買う、お賽銭を投げる、貯金をする、ドライバーの代わりにする、コイントスに使う、回して遊ぶ、オセロに使う、投げて遊ぶ、おはじきに使う、などなど想像してみると面白い。このぐらいは誰でも思いつくでしょう。
ひとつの正解があるわけではなく、いろいろな可能性を探ることが大事。そこから有力なものを絞り込むだけでなく、いくつかの可能性同士を組み合わせたり連鎖、発展させたりもよい。
たとえば、神社に設置する自販機のコイン投入口に「お賽銭」と書いておく、もちろんジョークで。ジュースを買うと「電子おみくじ」が引ける。おみくじの結果はポイント還元されるとか笑
さらに、これを仕事に置き換えてみる。
どうしたら上手くいくのか?手詰まりを打開できるのか?いわゆるピボットや逆張りもひとつの手法。
やはり、原点はコインの裏表かな笑洞察的推論の肝は、抽象化と多面的な視点とのことです。
抽象化と多面的な視点の獲得には、ある程度の量を得なければ抜き出せません。このため、重要なことは、とにかくアジャイルに動き続けることだと考えています。
従来のPDCAでは、PとCで身動きが取れなくなる人が多いです。PとCは簡単な仮説程度にとどめて、DとAを早く回すことが大切だと考えています。