「迷惑だ」と言いつつ「なぜ」を考えない 日本人、思考停止していませんか
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はい、単一民族国家の日本人が得意なことです。
迷惑な行為はやめましょうと言って、公園を何もできない場所にしてしまうような国民です。本来の目的はどこへやら。
いわゆる村八分にならないように、事なかれ主義がはびこってしまう。だから、とりあえず「ご迷惑をおかけしました」と謝罪したりする。
迷惑も明確な定義があるわけではない。なぜ?を考えず、表面的なことで流していくと、どんどん思考停止になります。
短絡的に禁止したり、規制したりするのは楽ですからね。
特に子どもに対して、理由も教えられず、そういうもんだと押し付けてばかりいると、未来が本当に危うくなります。
今まで大丈夫だったんだから、これからも大丈夫だなんて思わないで、素朴な疑問を考えることは大切ですよ。今月は、「迷惑」という言葉をとことん考え抜きたいと思っています。
車内アナウンスにも看板にも、街にあふれているこの言葉。「「○○が迷惑だ」と言えば、自分がルールをすべて把握していて、常識的な人だという立場をとれる、便利な言葉」というのは日独ハーフのコラムニスト、サンドラ・ヘフェリンさん。便利であるがゆえに、「なぜ迷惑なのか?」を考えない社会を作っていないか?という問いかけ。いや別にここ日本なんで、ドイツの価値観押し付けられても困るんですけど。
最近、グローバリズムの名の下に、世界中同じ価値観に統一したがる輩が多くて憂慮している。では、あんたたちの言う多様性ってなんなの?
「わたしたち」と「あなたたち」を切り離しているのはむしろ二項論にしたがる西洋価値観の方だと思います。
そして、「迷惑だ」という言葉を額面通りに言ったり、受け取ったりする間抜けな日本人もそうそういないと思いますよ。言葉だけですべてを説明できる、定義できるという考えの方が僕は傲慢だと思います。