商品取扱高(GMV)の拡大に邁進してきた創業者の前澤流経営から、ZOZOの原点であった”ファッション”を軸に、リアル店舗支援なども絡ませて再成長を目指す澤田社長の新方針は、中長期的には間違っていない。大手アパレルやセレクトショップなどの多くのファッション企業にとって“ゾゾタウン支店”は、旗艦店をもしのぐ圧倒的な一番店でありながら、商品単価の下落が続き、「在庫処分のための、もはやアウトレットになっている」(ある有力セレクト)と悩みの種になっていたからだ。
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