• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

日本初「国産バイオジェット燃料」有償フライトへ大きな前進。ユーグレナが国際規格取得、2020年夏にも実現へ

Business Insider Japan
232
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    PwCコンサルティング合同会社/(株)スマートアグリ・リレーションズ(バイオマスレジングループ) Director/Executive advisor

    サプライチェーンの再構築は素材産業だけではなく、燃料に関しても、バイオエネルギーへのシフトが開始されていいます。
    US Environment Protect Agency及びEnergy Information Administrationの調査資料によると、米国のバイオ燃料市場は2017年では5.1兆円に達しており、2022年には10兆円規模になると推定されている。NEDO調査によると、世界のバイオジェット燃料は2030年に4兆円、2050年に19兆円まで拡大すると予測しています。
    国際的に航空輸送が急増しつつあるなか、地球温暖化に対する世界的な懸念が強まり、各国で燃料の見直しが進んでいます。
    国連専門機関ICAOの2016年総会において、191カ国が航空機のCO2排出量を2020年水準より増加させない、超過分は航空会社に排出枠購入を義務づける国際的枠組みに合意したことで、代替航空燃料の導入は重要検討事項となった。
    Plane Finderで運航状況をリアルタイムでみると、バイオジェット燃料を使った飛行機は、常に数十機が飛行していいます。
    一方、とうもろこしや大豆、パーム油等を活用したバイオ燃料は食料と競合することが問題視されている。実際、今年12月にFAOはバイオ燃料やタンパク質の需要拡大により、世界の食料価格が前年比で2.7%増加したと報告しています。
    このような流れのなかで、藻類がバイオ燃料の原料として注目されている。藻類は非可食なので食料需給に影響を与えることはありません。
    また、微生物と植物の両方の特徴を持っている微細藻類は、燃料、タンパク質や炭水化物になる潜在能力を秘めており、CO2も吸収します。
    東大は微細藻類の特徴を活用し、石油コンビナートに代わるバイオマスコンビナートを造ることにより、CO2削減と産業活動が同時に行える社会モデルを形成する“バイオマス・ショア構想”を打ち出しています。
    微細藻類から生成される物質は、エネルギー産業をはじめ、今後深刻なタンパク質不足が危ぶまれる食品産業、原料不足の発酵産業や化学産業など様々な産業への提供が可能となると思われます。


  • 慶應義塾大学 准教授 (SFC/総合政策)

    また一つ前進。皆さまのご指摘は真摯に受け止め、そして理解の上で、その解消、ビジョンの実現のためにひたむきに取り組むユーグレナです。まだまだ苦難は続きますが、実現の方向に、少しづつ前進しています。そして、コストや量産など色々と山積する課題も、戦えそうな勝ち筋は確かにあるな、と個人的には信じています。


  • なし なし

    永田CFOによると、実証プラントのバイオジェット燃料の製造コストについては、石油由来のジェット燃料の100倍の10000円/㍑だけれども、大規模生産によって100円以下にできると確信していると語っています。

    「バイオ燃料の製造コストはリッターあたり100円以下にできるとわかっているんですよ。今のコストは原料が70円で、精製コストが9,930円。合計で1万円ぐらいという感じで、石油由来のジェット燃料の約100倍です。でも製油所自体はすでに世界中にあって、導入が進めば規模の経済で精製コストが20円以下まで安くなるとわかっているんです。確信があるから設備投資ができていますし、他社や自治体も協力してくれているんです」
    (引用元)「ミドリムシで飛ぶ飛行機」計画責任者のユーグレナ永田氏が明かす危機感。日本は未だバイオ燃料後進国のままなのか
    https://finders.me/articles.php?id=682

    2019年は売上約140億円でしたが、実証プラントの費用を一括計上したため、約98億円の赤字でした。健康食品のテコ入れを実施して、バイオ燃料の立ち上げに貢献しようというなかでのASTMの認証を計画通りに得たことは、はずみがつくでしょう。

    「ミドリムシで地球を救う」という出雲社長は、栄養不足で苦しむ世界中の人々を救うだけでなく、バイオジェット燃料で気候危機から地球を救おうとサれているわけです。
    ユーグレナの藻からできたバイオジェット燃料で世界中の飛行機がフライトすることになれば、地球を救うことがユーグレナのビッグビジネスとなる、それがこれから証明されていくのです。

    SDGsで儲かるのか、と疑問に思うような経営者は、21世紀には不要です。SDGsに取り組めば取り組むほど、儲かるビジネスにすることが、21世紀の経営者の必須の資質になっているのではないでしょうか?


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか