以下引用 橋本社長は「内需が減り、保護主義の台頭で輸出も増えない前提に立てば、それに見合った生産体制にシフトするのは当然だ」と語る。製鉄所の全面閉鎖も視野に入れた能力削減は、こうした危機感の裏返しだ。 国内の粗鋼生産能力は足元で約3割が過剰とされる。呉の高炉などを休止しても、日本製鉄の過剰設備の調整はまだ道半ばだ。今後はJFEスチールや神戸製鋼所など他の大手でも、同様の動きが広がるのは確実だ。今回の日鉄の能力削減は、鉄鋼業界の新たな構造改革の序章にすぎない。
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