グーグルが「一流と凡人」を見分ける、たった1つの違い
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注目のコメント
本書「1兆ドルコーチ」は文句なしにお勧めです。
また、本書に興味がある方には、次の本もきっと役に立つはず。
・宇田川元一「他者と働くー『わかりあえなさ』から始める組織論」
・ロバート・キーガン「なぜ人と組織は変われないのか」(原題:”Immunity to Change”)
・エド・キャットムル「ピクサー流 創造するちから」(原題:”Creativity, Inc.”)
創造的なサービス作りが価値を生むようになり、多様性を重んじる働き方が重要になってきたという時代の変化が、こうした新しいリーダーシップ論や組織論が広まってきた背景にあります。
したがって、決してこうした組織文化は決してグーグル独自のものではなく、本記事の冒頭に著名企業が列挙されていることからもわかるように、一つの大きなトレンドとなりつつあります。また、決してシリコンバレーに限った話でもなく、マッキンゼーのグローバルな採用基準でもあります(長年、マッキンゼーのHPに採用基準として明記されており、実践されています)。要素: 知性、勤勉、誠実、グリット
成果: whatよりもhow(「どのように」その成果を出せたか)
理念: 個人としての成功より、チームとしての大義に貢献する意欲のある人
→「チームとして全体に貢献する意欲のある(他人の成功を喜ぶ)人」を重要視していましたが、このような人間を見つけるには、個人的に2通りの方法があると思います。
①他人の立場に立って考えられる(過去に苦労したから他人を助けたいといった)人
②自分の理念を成し遂げようとしていたら、気づけばチームになっていた、あるいはチームが最適だという結論になった人
個人的に重要だと思うのが、自分を犠牲にして他人のために生きようとするのではなく、「自分の人生を生きていた結果チームが最適だと結論づけた」という点かなと思います。
性格的に集団が好きという人も良いと思いますが、「あくまでチームというのは手段であり、自分の理想を追求した結果チームに所属している」というスタンスの人の方が、この記事で言う「一流」に近づけるのかなと思いました!「チーム・ファースト」いいですね。確かに”I” より”We”を使いますよね。どんな代名詞を使うかでその人の本質が見えたりします。また、かけ離れた物事を繋げるシンセサイズ能力は、とても大事な要素だと思います。知的好奇心や適応性、創造性もわかるのではないでしょうか。