三井住友とSBI、ブロックチェーン協業 貿易金融など
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R3が開発し、運用しているCordaはブロックチェーン業界では注目されているプロダクトです。
Cordaを活用したトレードファイナンスに特化した「マルコ・ポーロ」のトライアルには、世界25ヶ国以上、70以上の組織が参加していて、そこに三井住友銀行も含まれていました。
このトライアルは、貿易金融における契約書などを電子化し、ブロックチェーンを用いて加盟企業と金融機関間での書類のやり取りの効率化を図ることが狙いでした。その成果が大きく、三井住友銀行は出資する形になったのだと考えます。
こちら参考記事も共有させてください。
https://www.neweconomy.jp/posts/37461LC(信用状)業務は煩雑でディスクレ(LCと貿易書類の不一致)の対応とかLC自体の管理が面倒です。一方で外国為替や決済までの期間の金利を稼げる有力なツールなので事務コストが下がれば収益性のある業務だと思います。
メガバンクによるフィンテックへの出資はこれからも続きそうです。
外資によるブロックチェーンとLCについて
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/jp.cointelegraph.com/news/standard-chartered-makes-letter-of-credit-transaction-using-blockchain/amp%3Fusqp%3Dmq331AQNKAGYAa3Nyof9i4DhPQ%253D%253D上手くいくかは分からないが、上手くいけば次のステップは金融と物流の融合。
関連領域は例えばMaerskがやっているTradeLenseもある。物流・金融の両方から進めて、上手くいった方に吸収されていくとか、上手くいかせるためにJVになっていくとかだと思う。金融はトレードファイナンスだけでなく保険も関わってきて、EYと三井住友海上傘下のAmlinとかもプロジェクト進めている。
いずれも信用創造ではなく、共通の電子台帳をもって、またその情報をバリューチェーンで使うことによる効率化・ミス防止・時間短縮。別にパブリックである必要はなく、サトシナカモト論文の前提とは異なるが、技術自体を活用するもの。こういう非通貨型ブロックチェーンが現実論として進むと思っている。
https://newspicks.com/news/4303132
http://bit.ly/2U5ChSC