【楠木建×山口周】センスを高める働き方、学び方の極意
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注目のコメント
センスのある人は、魅力的である。 だまっていて磨かれるものではない。
「自分なりの関心や動機、価値基準があるからセンスや直感が磨かれる」に共感。 日本の若者に自己肯定感が低い傾向があるが、他人と同じではない自分に向き合ってセンスや直感を磨く日常をおくってほしい。最近の日本に多い傾向ではないかと思います。
日本ダメといって悲観的になり批判ばかりで諦めて何もしない、または、自分はそろそろ定年だから何もできないと思っている、そんな人が多い気がします。
日本はダメになったのではなく、社会的な変化に対応してこれまでのやり方考え方を大きく変革しなければならないときなのだと思います。
〉なんでも「日本ダメ」で理由づける人は他責思考白紙のキャンバスに絵を描けと言われても、クリエイティブは発揮できない。最初に点や線や丸を描くことで、そこからクリエイティビティが生まれる。
"何かに焦点を当てないと、人間はそもそも考えることができないし、情報に注意をすることもできません"
その最初の点や線や丸の何を描くか、どう描くかが「センス」なのだ。そして白いキャンバスに最初に筆を入れるからこそ、好みを重視すべきであり、感情が動くかどうかを判断基準にすべきなのだ。
最初に描く行為をスキルでやろうとすれば、平均値かされた無個性になる。それはコモディティ化であり、レッドオーシャンに埋もれることでもある。無個性から個性はうまれない。
白紙のキャンバスに最初に筆を入れることこそ、「感情が動く」という個性を重要視すべきで、そのセンスのためにアートなものを経験として取り込むべきだ。
絵として完成させるためには、時としてスキルや法則も活用すべきだろう。それはすべてをゼロからやるよりも完成に向けて効率的になる。より完成度を高めるためには、スキルや法則も必要だ。だが、それだけではインスタントに多少の成果は出せても、個性はうまれない。
イノベーションとは個性そのものだ。個性を表現することがアートだ。イノベーションにアート思考は欠かせない。