【証言】激安サイゼリヤ、異質な「サプライチェーン」の謎
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サイゼリヤ契約農家とのやりとりの証言が2001年の記事ですが下記に具体的に書かれています。
https://magazine.logi-biz.com/pdf-data.php?id=1183
私も外食グループでレタス生産をメインでやっていた時期がありましたが、夏と冬の安定的なレタス調達は洋食系外食グループにとっては必達のミッションです。
レタスはご存じの通りの軟弱野菜で天候リスクもたかい、そして痛みが分かりやすいため、不作の年は1ケース12玉入りが市場で1万円越えするときもありました。
モスもマックもレタスは契約農家と密接にやりwin winを目指す背景にはこういう作物特有の面も大きいでしょう。
米の裏作のレタスの話が出ていますが、冬場のレタスはうまくいけばウハウハ、大風や予想異常の寒気が来ると胃が痛い作方で、予定通りのサイズに全く届いていない小さなものをかき集める事態にもなります。
本当にいろんな苦労があるのだろうと拝察します。
長く裏切らない関係性あってこその仕入れ低価格維持というのは綺麗事ではない、表に出せないいろんなすったもんだの末の現状勝利なのだろうと思います。
今年は特に暖冬なので、例年よりも市場価格が低いようです。
こういう時は逆に仕入れ担当の(市場より高いレタスなんで買うんだよ。。。)という心の声がテレパシーで聞こえてくるものです。
サイゼリヤに冬のサラダを食べに行きたくなりました。今村さんが店舗で働いていたときのエピソードが印象的でした。
目に見えて生産性が上がっていく体験、とても楽しそうです。
工場が建設されたばかりの頃と比べると、独自のサプライチェーンも成熟してきました。さらに生産性を向上させて利益率を高めるために、より高度な試行錯誤が求められています。
サイゼリヤにとっては今が正念場かもしれません。
3日の特集、お読みいただきありがとうございました。サイゼリアに行くと、「イカ墨入りパスタ」を注文することが多いです。
きっと世界のイカ墨パスタの中で最安値だろうなと思いながら、いただいています。
食べ物は最もそうだけれど、安さにも、倫理的かつ合理的な説明が必要な時代になりました。