The End of Retirement
WSJ
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少し前の記事(2020年1月10日)の記事なのですが、内容は色褪せていないと思いますので、Pickしました。
アメリカで、「65歳以降も働き続けるつもり」と答える人が増えてきているそうです。その理由は、もちろん老後資金への不安もありますが(アメリカは先進国の中でも医療費が特に高い)、同時に、働き続けることで充実した人生を送れると期待されているからのようです。
「リタイヤしたい」と感じるのは、健康上の理由で仕事を続けるのが辛くなったり、職場のストレスで仕事への意欲を失うときなのでだそうです。言われてみれば、確かにそうかもしれません。
本記事によると、今、生まれてきた子供たちは、120歳、場合よっては200歳くらいまで生きる可能性もあるそうです。2080年、彼らが60歳になるとき、肉体的には現在の40歳(つまり今の私)と変わらないとも言われています。逆に、過去に遡ってみると、アメリカで社会保障制度ができた当時、アメリカの成人の大多数は65歳までしか生きることができませんでした。
今の私たちは、ちょうど時代の変曲点にいるのかもしれません。「老後」という言葉の意味や、大学教育の果たす役割(大学教育だけで80歳まで働くための知識とスキルは身につきません)、さらには、職場のあり方(あまりにストレスが溜まる職場では80歳まで働けません)が一斉に変わっていくことなりそうです。