新型肺炎専門の病院、2か所目を「半月以内」に新設へ 中国・武漢
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10日ほどで1000床の病院、15日ほどで1300床の病院と二つの大規模病院を新設するという計画のようです。
ご参考までに、日本の多くの大学病院や中核病院は、700-800床規模です。1000床規模となると数えるほどで、全国で約20病院しかありません。そのクオリティは別として凄まじい規模の病院と言えます。
ただし、一概に国際比較はできず、例えば入院の閾値がより高く入院期間も短い米国の大学病院は、日本の1/2-1/3規模のものも多く、国としての「入院」の文化の違いも考慮する必要があります。中国には7000床という規模の病院が存在しますが、同規模の病院は、世界のどこを探しても他には存在しません。
中国では過去にSARSの際にも1000床規模の病院を建設されていますが、最大で600-700床しか使用されなかったようです。これは、最悪のケースを想定しての動きと思います。
両者を建設したとして最も懸念されるのは、ソフト面です。SARSの際には軍の医療スタッフを動員したようですが、この規模となると、さすがに国際協力を仰がないと、一定のクオリティの担保は難しくなるかもしれません。今西安の空港にいます。
病院名の旗を持った大人数の団体が医療物資を大量に抱えて、チェックインカウンターに並んでいました。彼らも武漢に行くと思うのですが、こうやって全国各地から人とモノが集められているのでしょう。もしかしたら、この新しい病院に送られるのかもしれませんね。
現場からは以上です。感染者数増えていくと致死率3%でも相当な人が亡くなる数字になる。スーパースプレッダーはパレートの法則で、感染者の80%は20%のスーパースプレッダーが感染させているという。感染者の数字が上がればスーパースプレッダーも増えていると考えられので感染防止の収容が必要なんだろうと推測する。