777Xが初飛行 2度の延期経て離陸
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これは嬉しいですね。特に特筆すべきは、
胴体の複合材料化による、与圧の高圧化と
室内湿度の向上です。
飛行機に乗ると、離離着陸時に耳が痛くなります。
これは、上空では、気圧が下がるからです。
そこで、民間の航空機では、胴体内にエンジンから
取り出した圧縮空気で圧力をかけて、機内の圧力を
高め、地上に近づけようとします。
通常は、外の高さ換算で2400mくらいにします。
少し高い山くらいの気圧です。
実際の飛行機は1万メートル以上を飛んでいます。
これは、胴体に大きな負荷がかかります。
787以来ボーイングでは、この与圧の高圧化を
行い、高度を1800m相当にしています。
その為に、金属では無く、炭素繊維のプラスチック
ボディにしているのです。
これは、革命です。
ボーイングによると、1800mくらいにすると
人への負担は8割程度軽減するそうです。
即ち疲れにくいわけです。
更に、金属でないので、湿度を上げる事が出来ます。
金属の飛行機では、腐食を避ける為に湿度は限りなく0
にされており、肌が乾燥するのはそのせいです。
この他にも凄い事がてんこ盛りの777-X、
完成が待ち遠しいです。
皆さんボーイングの事を悪く言わないで欲しいところ
です。いわゆる777Xには777-8と777-9の二種類あり,787の複合材技術(そのおかげでキャビンは787と同等の与圧と湿度を実現)や高バイパスエンジン(燃費,航続距離)を取り入れた大型機.とくに,777-9は全長でエアバスA380を超える超大型機です.最大の特徴は,従来の空港のスポットに収まるために,長い翼の翼端を折りたたみ式にしたこと.駐機時には翼端を上に折りたたみます.-9はANAの分を含む300機を超える受注があります.
777X、初飛行!
BoeingはMAXの件などで大変な状態だが、新しい航空機による改善は期待したい。
燃費は現行777より20%、A350と比較して12%向上。そうするともっと遠くまで直行便を飛ばすこともできる。
そのために翼を長くしているが、メンテナンスなどのために折りたためる構造を採用している。またエンジンはこれまでGE・RR・P&Wから選択できたのをGEだけに絞っている。