海外旅行、27日から禁止=新型肺炎拡散防止へ移動制限―中国
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新型肺炎による今回の混乱を何としても早期に鎮静化させたいという中国政府の対応措置がここ数日続いています。
今回の旅行規制のような民間による経済活動の制限や、1100万人の人口を有する武漢の封鎖など、他の国ではなかなかできないような緊急措置を矢継ぎ早にとっています。
私が住んでいる北京でも、春節恒例の「庙会(縁日)」が取りやめになり、映画館なども閉館しています。「賀歳片(お正月映画)」の上映も延期になりました。
発症者が乗っていた飛行機や列車(車両まで特定!)を公表し、同じ便に乗っていた人へ注意喚起しています。全て身分証番号など個人情報と紐づいているのでいざとなれば、個人を特定することも可能です。
私はSARSの時も北京で現場の混乱を見てきました。その時と比べると、今回の対応はかなり迅速だと思います。
春節3日目ですので、まだ経済活動が本格化しておらず、大規模な感染は始まっていません。春節明けが要注意です。
私も現場にいますので、感染には十分注意しつつ、リアルな情報を日本に向けて発信しようと思います。医療従事者です。
ご批判覚悟でコメント投稿致します。
この新型コロナウイルスに関する記事や情報、各識者のコメント等、NP内で多く取り上げられていますが、どうしても違和感があります。
①春節に伴う感染リスク拡大への日本側の対応が緩すぎること
②中国政府の発表時期に“裏”を推測させてしまうこと(隠謀説?)
③「冷静に」を求める医療関係者が多いこと
などなど。。。
先日のWHOの声明もそうですが、あまりにも『予防の意識』か弱過ぎます!
「本当に自国民(人命)を守る気があるのか⁉️」と。
一連の発端が武漢で、仮に“隠謀説”が事実だとしても、中国は渡航中止、フィリピンは送還、北朝鮮は入国禁止など、明確な『防衛行動』を取っています。
そんな中で春節を迎えた今、私は『煽り過ぎる位の危機感』を、日本政府や日本の医療関係者(特にDr.)が『言葉』や『行動』で示すべきである、と考えます。
いくらサーモやろうが、いくら冷静になろうが、本気で取り組まない限り犠牲者はこれからも増え続けますよ!駐在および現地の監督責任として、絶賛対応検討中なので、ニュースがこう早いのは判断を助けますね。ありがたい。
一方で、特に適応範囲が重要で、浅めな知らせは簡単には信じられんので、範囲を裏取り中です。(今のところ現地ニュースでは旅行団体の全面キャンセルしか見られない)
【あとで追加】なおインバウンドの話とかはあるのわかりますが、中国ビジネスの現場ではマジに人命と、売上なくなったら逆に彼らの生活支えられないという、バランスを統合的に判断する切迫した議論をしています。