ワークマンが2月末に楽天撤退 「送料無料」受け
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去年の年末にナイキがAmazonからの撤退を発表しましたが、構造的には似ているかもしれません。コスト面を中心に語られがちですが、顧客タッチポイントを自社のコントロール配下に置くことで、より体験品質が高いサービス提供が可能になり、中長期的にはLTV増に間違いなく効いてくると思います。
注目のコメント
D2Cの流れから理解するとわかりやすいニュースだと思う。
D2Cを理解する上で大切だと思う点は、実際にこれを形にしていくロジスティクス(ケイパビリティと呼んでも良いかもしれない)だろう。
顧客との接点を自分たちで創っていくためには、自分たちなりの物語を確固たるものとして持っていなければならないし、そこに顧客が参加してもらわなければならない。旧来ブランドと呼ばれてきたものが、もう少しアクティベートされていくイメージだろう。
また、これを可能にするテクノロジー他、実際のロジスティクスが重要になる。
ワークマンに限らず、今後こうした流れは、プラットフォームからの離脱という形で増えるだろうが、D2Cならうまくいくわけではない。本来企業の製品・サービスを提供する上で不可欠な、思想的な側面とその具現化の能力が問われる時代になっていくのだろう。この撤退は、自社ECの運営方針と矛盾するからということでしょう。
自社ECに集客する力がある所だけが撤退できる。
(一時的に売り上げが落ちても回復できると考える)
「楽天は3月18日から消費者が3980円以上を購入した場合(沖縄や離島などを除く)、サイトの表示を一律で「送料無料」に変更する方針を示している。」
(ワークマン自社サイトでは)「自宅への配送を希望する場合、購入金額が1万円以上なら送料は無料だが、1万円未満だと700円以上の送料を利用者が負担する。」
「店頭受け取りが国内の全858店(1月24日現在)で可能になる。利用者はサイト上で全店の商品在庫を確認でき、注文して店舗を指定すると、最短3時間程度で受け取れるようになる。」