デジタル通貨、2割の中銀が数年内の独自発行視野 割合上昇=調査
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中央銀行の2割が数年内にデジタル通貨を発行するという調査結果です。にわかに信じがたい結果。
デジタル通貨の開発にどんなテクノロジーを使うのか。それを流通させるインフラは何を使うのか。中央銀行と一般の銀行や金融機関、そしてマーチャント、消費者はそれぞれどんな役割と機能になるのか。法整備はどうするのか。という課題をクリアしなければなりません。
新興国のほうが熱量が高いようですが、それは既存の通貨システムがまだ整備されていないから。そういう国はデジタル通貨を推進しやすい。おかしな話です。
先進国では、既に多くのお金は電子化(デジタル化)されています。
賛成した66の中央銀行はどこでしょうか。
少し古いですが、2016年4月のBISによる調査では、
米ドル44%、ユーロ16%、日本円11%となっており、およそ7割を占めています。
これに続いて、英ポンド6%、豪ドル4%、スイスフラン3%、カナダドル2%です。
この7ヶ国で世界の通貨の発行額の8割を超えています。
これらの国では通貨は電子的にやり取りされています。
現金ももちろんありますが、現金が全くなくなった世界もいざと言う時は不便です。
この状況からすると、賛成した66の中央銀行はマイナーな通貨の発行国であることが想定されます。