新型肺炎のワクチン開発へ、米など3研究チームが作業開始
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有効なワクチン開発は、それほど迅速に完了できるわけではないと思いますが、来たるべき将来的なアウトブレイクに備えての有効な感染制御手段です。
SARSでもこれまで同様の動きがありましたが、他のワクチンと異なり、マウスレベルの実験でワクチンを接種した群でかえって免疫応答が過剰になり、感染を起こすと肺炎がより重症化するパラドックスを示唆した報告もあり、懸念事項となっています。
これを受けて、ワクチンではなく、ワクチン接種によってヒトの体内で産生される「抗体」自体を製造して製薬化する動きもあります。新型コロナウィルスでも、このような流れも生まれるかもしれせん。
参考文献: https://www.jimmunol.org/content/181/9/6337.long