【解説】2020年の中小企業を襲う、「2つの脅威」
NewsPicks編集部
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記事本文でも触れている粉飾決算に手を染めた末に倒産に至った「粉飾倒産」が、2019年は大きく増加しました。現在集計中ですが、その件数は100件に届く勢いです。2020年も粉飾発覚の動きは、企業規模を問わず続いており、さらに「粉飾倒産」が増えそうです
地銀の再編が起こり、粉飾決算が増えるというのは、大胆な予想です。
ですが、それは無理でしょう。
今回、SBIの資本業務提携に乗ったのは、地銀の中でも小規模なところです。
そもそも、地銀は、現状を維持し地場を守る意識が極めて強いため、粉飾決算を明らかにするのもそうですが、再編することにも消極的です。
ですので、経営統合はしても合併はしないのです。
その経営統合も実質的には不可侵条約ですから。
但し、合併するとなれば話は変わります。
そのときは、勢力争いし、お互いの追い落としの波が強まるでしょう。
そうなると、粉飾決算は相手を追い落とす理由となります。
合併が起こりうるのは、2020年以降景気が悪くなり、その後、立ち行かなくなる可能性がある2023-25年頃ではないでしょうか。