英フィンテック、手数料変革迫る 送金・外貨両替で
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ロンドンにいたころはRevolut, Monzo, Transferwiseを試してみました。どれも便利ですが、イギリスの外に出ても使うのはやはりTransferwiseでしょうか。
あ、ちゃんと書いてある。
「他行宛て送金もできるが、海外の受取先銀行などから課金される場合がある」
日本語でのブログ等でRevolutでは海外送金も無料、凄い! みたいに単純に書いてある記事も散見されますが、実際は欧州圏外の他行向け送金はSWIFT扱い等になって手数料を取られるも八卦取られないも八卦です。今のところ国際送金はTransferWiseの方が明朗会計のため無難だと思います。
Revolutを日常的に使っていますが、強みはアプリの出来の良さとカード決済時の為替手数料が無料である点だと思います。これはちょっと隣の国に遊びに行ったら通貨が違った、という場面も多い欧州では非常に有用で、ドーバー海峡超える度にユーロとの両替が発生する英国人であれば特に便利だと思います。
他方で両替手数料無料の外貨口座は案外出番は無いと思います。カード決済時に無料で両替されてしまう以上、わざわざ手間をかけて事前に両替しておくメリットがあまりありません。金利もつかない口座ですし。
Revolutをはじめとして英国のチャレンジャーバンクは何所もキャッシュを燃やし続けている状況だったのですが、今年辺りから黒字化の話題もちらほら出てきそうです。「日本の銀行はマイナス金利政策の下で、手数料を収益源とするビジネスモデルを強化している。一部の大手行では法人を含めた年間の送金手数料収益が1千億円規模にのぼる。大手銀行などもフィンテックに取り組むが、自らの収入減となる大幅な手数料の引き下げには二の足を踏みがちだ。」
EU離脱後の成長戦略にFintechを組み込んでアクセルを踏み込む英国と対照的な国内対応。過去の仕組みにしがみ付いても消費者がついてこないことをまず理解するところから始める必要がある。