「なぜ今D2Cが流行ってるの?」日本で話題になっている3つの理由
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「なぜ今D2Cが流行ってるの?」
今回は取材やイベント登壇でもよく聞かれるこの質問について書いてみました。物をつくるメーカーやネット通販(EC)なんて当たり前なのに、なんで今そんなに騒がれているの?といった具合によく聞かれるのです。
これには明確な答えがあるので、今回はその疑問に答えてみたいと思います。
結論から言うと現在日本でD2Cが盛り上がってきている理由は、「スマホシフト」「人材」そして「認知」の3つです。まだまだ色々チャンスありますよね。グローバルに勝負しかけやすい領域ですし。
“「人材」の部分でお話したように、ピュアなテック企業だけではなく、ものづくりやサプライチェーンといった既存産業の要素を多分に含むD2Cという領域でもユニコーンを創出する可能性があるのだと”最近の「D2C」というコトバだと、おもに消費財やアパレルを思い浮かべますが、「直販」と言う意味では、投資信託の業界も、少し前にかなり近しい理由から日本でブームになったのでは?と思いました。
さわかみ投信さんが1998年に初めて直販投信を初めて以来、鎌倉投信、ひふみ投信など、投信を直販する新興企業が相次ぎ、数千億円の純資産額にまで発展しています。
その背景にあるのは、
①「社会にとっていい会社に投資しよう」「長期投資して利益は社会に還元しよう」という企業理念=ブランド
②少子高齢化に伴う若者の投資への感度向上と、有名投信ブロガーによる紹介やまとめ
③ネットを使って簡素化された口座開設/管理
あたりかなーと推察します。
「D2Cはテック要素を帯びたブランドビジネスであると言えます。」「美意識の高さ、文化の深み、そしてデジタルネイティブ世代の台頭。」
全く異なる業界ですが、上記記事の引用部分が示すポイントと、かなり近い背景だったのでは?と思いました。