仏ボキューズ、二つ星に格下げ 55年ぶり、料理界に衝撃
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注目のコメント
ミシュランが絶対ではないが、
ミシュランはミシュランなりに
その格付けがだてや既得権にならない
ように絶えずモニタリングし、努力している、
というかことが分かる。
格付けのあるべき姿で、立派だと思う。ミシュランはタイヤ会社のミシュランが旅を楽しんでもらうための旅行ガイドです。
星が落ちて、自殺をしたシェフもいたほどですが、
信じるか信じないかはその人次第ですし、必ずしも三つ星レストランで感動するわけでもないです。
パリの某三つ星レストランでは、日本人客である私に、日本料理にかなりの影響を受けた、焼き鳥のようなフランス料理っぽくアレンジしたものをコースの一品で出してきました。
当然、本場の日本料理を知っている私にとっては、違和感しか感じませんでした。
フランス人からすると革新的なのかもしれませんが(サービスが良いことは必須で、革新的という理由で三つ星がつくことがあります)、三つ星と言えど、誰にとっても必ず美味しいわけではないのです。
それに、フランスで食べたいのは、どこかの料理のフュージョンではなく、フランスの心が詰まった料理です。
料理の評価はその人その人の感じ方で変わるものなので、何がダメとは言いにくいですが、
人と人との関わりを大切にして、利用者もシェフもほどほどに見るのが良いと思います。金融ながら格付機関にいた者として、ミシュラン側の気持ちが少しわかる気がします。本当は既に質が落ちていたとしても、落ち方が緩やかな場合、どのタイミングで格下げするかは極めて微妙。カリスマがいなくなったことで、そのタイミングが訪れたということでは…。
それでも、「2つ星」は十分素晴らしい評価だと思いますが…