初公開・星野リゾートの開発部門 進出こう決める 新たな案件候補が毎月約70件届く
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注目のコメント
記事より。---------------------
一昔前まで星野リゾートにおいて開発に携わるのは、代表の星野佳路氏ら数人のメンバーに限られていた。また、知名度が低かったことなどから、運営先を広げようとしても、なかなか見つからないことがあった。
潮目が変わったのは、リゾナーレ八ヶ岳(山梨県北杜市)やトマム(北海道占冠村)など「再生が非常に難しい」とみられていた案件の高収益化だ。
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成功例が出ると星野リゾートの実績が証明され、「ぜひうちも星野リゾートに、、」と話がどんどん舞い込む。
数が増えれば、目利きの目が鈍くなる、という指摘もあるが、星野リゾートで新たな施設運営を決定する場合、オーナー社長である星野さんが最終ジャッジだとすると、判断基準はブレないだろう。
元々、星野リゾートは、「所有」ではなく「運営」に特化していたから、トマムもオーナーは中国資本だし、昔はゴールドマンサックスと組んでいたし、オーナーシップが自分のところにないので、運営はきわめて地道に、過大な投資なく、改善を積み重ねていくというスタイルになる。
しっかり見極めて、地道に運営できるのであれば、リード案件は多ければ多いほど良い。
なので、もちろん全成功はなくても、手痛い失敗も失墜はないのではないかと思う。"スキーリゾートのトマムにおいて夏の雲海を名物に集客するなど、独自のマーケティング戦略を展開"
顧客のニーズをつかみ、資金を調達し、物件を仕入れ、建物を建てて、サービスを提供する。誰もが魅力的だと思うものを高く買って安く売るのは経営とは言えません。自分たちにしかわからない価値を見つけ、安く買い、高く売る。
マーケティングとは何か?こういった事例を生み出し続けるのを見ていると、やはりマーケティングとは、企業活動や経営そのものだと実感します。