伊藤忠、企業理念を「三方よし」に 28年ぶりに改訂
時事ドットコム
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注目のコメント
米国では昨年、主要企業の経営者団体であるビジネス・ラウンドテーブルが「株主第一主義」を見直し、従業員や地域社会などの利益を尊重した事業運営に取り組むとの宣言を出して話題になりました。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO48745980Q9A820C1000000?s=1
米国はどちらかというと株主の利益(そしてそれは概して短期的利益)に走りやすい中で「三方よし」的な日本的経営に近づいてバランスを取ろうとしています。もしかすると、本件もその流れを受けているかもしれませんね。
ただ、日本企業は株主に対するパフォーマンスの低さが「三方よし」的な概念で言い訳されることもあるので、そうなると格好悪いですが・・・三方よしは、普遍的な考え方で非常に好きです。
近江商人のルーツは、織田信長の楽市楽座にあるということを数年前に知ったとき、歴史の連続性に驚きました。日本橋には未だに近江屋の屋号が多く残り、また近江商人がルーツの高島屋が鎮座します。
社会システムの変革が何百年先まで影響を与える。やはり織田信長は凄い政治家です。さすがに三方よしって伊藤忠が作った言葉ではありません。近江商人が売り手、買い手、世間、の三方を大事にして成功したのは戦国から江戸。確かに大事にしていた考えなんでしょうけど、三方よし、という言葉を作ったのはもっと後世