中国EV電池の補助金維持か、韓国各社の生産計画に支障

コメント

注目のコメント

• Matsunaga Takashi

  バッテリー スペシャリスト

  ・2020年01月16日

  中国生産量第3位のオプティマムナノエネルギー（沃特瑪電池）は、昨年末破産申請しましたからね。
  
  (参考)中国のEV電池メーカー倒産、淘汰容認との見方
  https://www.korea-elec.jp/posts/7480350
  
  ＞2017年まで155社あった中国内のバッテリーメーカーは、2018年には105社に減り、最近では約80社に縮小した。
  
  中国政府は多産多死を受け入れて民間企業の競争力に託そうとしましたが、現行のリチウムイオン電池はコストを削減する余地は殆ど無く、どこのバッテリーメーカーも赤字生産だと思って構いません。それでいて価格競争をしているので至って不健全な状況です。
  
  補助金頼みだった中華系バッテリーメーカーが潰れることは中国政府も想定していたと思いますが、なんとか生き残ろうとして安全性を軽視してコストダウンを進め、品質の悪いリチウムイオン電池を市場へ投入し続けることも問題です。
  
  現在のバッテリー市場のシェア争いは過渡期でしか無いので、シェア上位企業から安く二次電池を調達してビジネスしているところは、安全性に関するデータを出させたり、工場を視察することをお勧めします。
• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2020年01月17日

  中国政府の補助金支給制度の手加減で韓国企業の浮沈が決まるという例なのだろう。