アシックス株が急伸、世界陸上競技で競合ナイキ厚底の禁止報道
コメント
注目のコメント
ナイキの厚底シューズが使用禁止になることでアシックスが漁夫の利を得るか?という動きを見越しての株価。でも、アシックスはアシックスで海外が苦戦しているんですよね。
2016年秋の南仏フレンチリビエラマラソン、2017年のアイアンマンニースに出場したとき、ランナーのシューズを見たら圧倒的に多かったのはアシックスでした。2番目はミズノ。
特にフランスではアシックスが大人気でした(フランス人はアジックスって発音しますが)
だけど、2018年になったら異変が起きていました。あれだけみんな履いていたアシックスだったのに、圧倒的に多かったのはホカオネオネ。たった1年で勢力図がガラッと変わって驚いたんですね。
日本人として嬉しかったのにアシックスの凋落を見て愕然としたものです。みんな浮気性やなぁと。
実はアイアンマンの最高峰コナでも2017年まではアシックスを履くアスリートが最多だったのが2018年にホカオネオネにその座を奪われています。
ホカオネオネって、もったりした厚底シューズでどこがええねん?と思うんですが、確かに持ったら軽いんですよね。シューズ業界も変化が激しく、アシックスもそう簡単に漁夫の利を得られる保証はありません。
でも、ラグビーやっているときスパイクは常にアシックスしか履かないほど好きだったので頑張ってほしいです♪国際競技団体のひとつの判断で、世界的企業の業績、株価が左右される現実。これがスポーツ界が抱える独特のリスク。が故に、競技団体のガバナンス、コンプライアンス、インテグリティの重要さがあるわけです。
手前味噌ですが、年末にアシックス社長インタビューをNewsPicksで配信しました。一部、厚底ブームへの対策や考えも紹介しています。
https://newspicks.com/news/4485838?ref=user_3880870
厚底シューズの件は、NewsPicks編集部も大変関心を集めています。
皆様もご関心があれば、ぜひ東京マラソン前後でランニングシューズ特集を組みたいと思っています!