日本の「アパレル危機」の想像以上に大変な実態
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注目のコメント
記事書きました。
センセーショナルなタイトルですが、実際消費税導入以降の小売り業界は厳しさを増しております。
昨年12月方正月商戦でも軒並み前年割れ。特にセールが売れていません。https://www.sankei.com/economy/news/200106/ecn2001060033-n1.html
年明け、じっかの水戸に唯一残っているデパートでは、ラグジュアリーブランドが入っていた場所が空いて、内装そのままに盆栽展が開かれていました。リッチなインテリアに盆栽の絵はかなりシュール。
そんなネガティブな話題中にも、新しいD2Cの勢いや、テクノロジーを使った変化も見えております。
先日行ったサンフランシスコとNYで見た小売の未来型について、次回は話したいと思います。
そんな話も1/20開催するNewspicks アカデミア
https://newspicks.com/academia/events/394
こちらでもお話ししたいと思っております。ファッション業界の構造的な変化や若者の消費行動の変化もあると思いますが、温暖化の影響も大きいと思います。昨年は12月上旬でもレザージャケットで過ごせましたし、年が明けた今も普通のウールコートで十分(ムートンやファーは要らない)。結果、東京近郊は秋冬もののセール品が既にたたき売り状態…。洋服は大好きですが、気候変動には太刀打ちできません。
ユニクロを除く、一般的なアパレルでは生産した服の半分くらいを溶解処分していると言われます。
更に、アパレルは自社の生産体制から商社に委託し海外で生産しているため、しっかりと質を管理できておらず、値段以外の部分でも客離れが起こっています。
ですので、今のアパレルは利益が出にくい体制にあります。
それに比べ、ユニクロは海外に認定工場があり、商社が取っていたようなリスクを自ら取っており、安価で質の良い服を生産しています。
確かに、最近の若者は買わないのでしょうが、こういった情報もネットの口コミを通じて知っているので、正しくは質を見て買っているということではないでしょうか。